映画「神の贈り物」キム・ギドク監督“大規模公開できず、制作者として申し訳ない”

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キム・ギドク監督が「神の贈り物」俳優たちに申し訳ない気持ちを伝えた。

4日の午前、ソウル城東(ソンドン)区杏堂洞(ヘンダンドン)往十里(ワンシムニ)CGVで開かれた映画「神の贈り物」(監督:ムン・シヒョン、制作:キム・ギドクフィルム)マスコミ向け試写会には、キム・ギドク監督、ムン・シヒョン監督ならびに俳優のイ・ウヌ、チョン・スジン、イ・スンジュン、キム・ヨンジェが出席し、花を添えた。

「神の贈り物」は子どもを切実に求める女性と、望まぬ子どもを身ごもり、混乱する少女の運命的な出会いを描いた作品だ。

「神の贈り物」の脚本と制作を担当したキム・ギドク監督はこの日「昨年、釜山(プサン)映画祭のときも僕の脚本らしくないということをたくさん言われた。同じ脚本でも誰が演出するかによって変わるということを感じた」とムン・シヒョン監督の演出を絶賛した。

続いて「一方では良い演技をしてくれた『神の贈り物』を大規模で公開することが出来ず、制作者として申し訳ない気持ちが大きい」とし、「公開する映画館が多くはなく、2次版権(VODなど)に渡って公開されることになると思うが、たくさんの方々が『神の贈り物』を見てくれればと思う」と伝えた。

「神の贈り物」はキム・ギドク監督の5作目となる脚本・制作映画で、キム・ギドク師団の唯一の女性監督ムン・シヒョン監督が演出を担当した。第18回釜山国際映画祭の“韓国映画の今日-ビジョン”部門に招待された。韓国で4月10日に公開される。

記者 : キム・スジョン、写真 : キム・ジェチャン