Vol.3 ― 放送終了「感激時代」助演だけで20人…強烈な存在感を放ったトップ5は誰?

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写真=KBS 2TV「感激時代」
今年最高の話題作「星から来たあなた」が去った空席の後番組として、水木ドラマの視聴率1位を記録したKBS 2TV「感激時代:闘神の誕生」(脚本:パク・ゲオク、演出:キム・ジョンギュ、アン・ジュンヨン、以下「感激時代」)が3日、韓国で第24話を最後に放送終了となった。

「感激時代」は主演と助演を分けることができないほど豪華なラインナップで期待を集めた。実際に放送スタート後、華やかな助演たちがなくてはならない存在として自身の役目を充実に果たしてくれた。約20人に達する助演の中で、最も輝いた強烈な存在感ベスト5を挙げてみた。


◆義理の代名詞、プンチャ

チョ・ダルファンが演じたプンチャは、義理に命を懸けられるほど義理堅い人物であり、密貿易をするトビノリ組の実質的な権力者だ。プンチャの真価は2月6日の放送分で明らかになった。この日、プンチャは一人で一国(イルグク)会に戦いに行ったジョンテを助けるために命を懸けた。特に苦しくなる息に耐えながらジョンテのもとまで這っていき、「町に死体が寝転がっていてもみんな知らないふりをして通り過ぎるのに、小さな傷にも心を痛める君が好きだった。愛している」という言葉を残し目を閉じるシーンは、多くの視聴者の涙腺を刺激した。


◆忘れたかと思えば登場するトク

悪どい表情と険しい口癖。持っているのは根性だけのように見えるトク(オム・テグ)は、実は強者に付いて命をつなげる人生だった。プルゴム(ヒグマ)派の頭(イ・チョルミン)を自分の手で消し、組織の力を強化するために一国会の下に入ることもあった。特にジョンテがいる場所ならどこでもその姿を現し、彼を危機に陥らせて視聴者に非難されたりもした。忘れたかと思えば登場するトクこそ強烈な存在感の持ち主であった。


◆存在感200%、チョン・ジェファ

キム・ソンオに“シーンスティラー”(シーン泥棒:助演でありながらも出演シーンをものにする俳優のこと)というニックネームはただ付いたものではない。キム・ソンオは先月12日に放送された「感激時代」でチョン・ジェファ役として登場し、抜群の存在感を披露した。キム・ソンオは多彩な表情、カリスマ性、ウィット感を兼ね備えた口調で「感激時代」の人物の中で唯一洗練された魅力も加えた。チョン・ジェファは“上海の鷹”の息子ジョンテを警戒しながらも最後には彼をサポートする義理堅い男であった。特にジョンテとの戦いで敗北した後は結果を受け入れ、一人でパンサムトンを去る姿で視聴者の心を熱くした。


◆カリスマ性の達人、アオキ

ユン・ヒョンミンは節度のある感情の表現と台詞で一国会の会主デンカイの養子アオキ役を完璧に演じた。一国会に所属していながらも原則主義者である彼は、カヤ(イム・スヒャン)への一途な愛でギャップのある魅力も披露した。特にアオキの鋭い目つきは毎話に緊張感を与えるに十分であった。


◆神秘な表情+口調、モ・イルファ

「感激時代」の公式ホームページの人物紹介に、モ・イルファは少林寺拳法の達人であり、20代後半のイケメンと説明されている。ソン・ジェリムはその紹介文のモ・イルファと100%に近いシンクロ率を誇り、視聴者に強烈な印象を与えた。特にモ・イルファの表情や口調は一度聞いたら忘れることができないほど中毒性があった。彼はジョンテの成長を手助けし、その後ジョンテとの対決で敗れた後は綺麗に結果を受け入れる紳士的な一面も兼ね備えていた。ソン・ジェリムはモ・イルファ役を通じて次世代の“シーンスティラー”に浮上した。

記者 : シン・ナラ