ハ・ジョンウ、監督デビュー作「ローラーコースター」海外映画祭から相次ぐラブール

OSEN |

俳優ハ・ジョンウの監督デビュー作「ローラーコースター」に海外の映画祭からラブコールが相次いでいる。

「第18回釜山(プサン)国際映画祭」に招待されて、韓国でも話題になった「ローラーコースター」が、「第12回デビュー作国際映画祭スピリット・オブ・ファイア(12th INTERNATIONAL DEBUT FILM FESTIVAL:Spirit of Fire)」と「第9回大阪アジアン映画祭」の国際コンペティション部門にノミネートされる二重の喜びを味わった。

先月28日に開幕した「第12回デビュー作国際映画祭スピリット・オブ・ファイア」は、毎年ロシアのハンティ・マンシースクで開催されるイベントで、デビュー監督の映画を専門に上映する映画祭である。「ローラーコースター」はこれまでの映画とは違って奇抜な発想と斬新さを持っているという点で高い関心を集め、コンペティション部門に招待された。

今年で9回目を迎える「大阪アジアン映画祭」は、様々なアジアの映画を紹介する映画祭で、今月7日に開幕する。カン・ヒョンチョル監督の「サニー 永遠の仲間たち」、イム・サンス監督の「ハウスメイド」などがノミネートされたことがあり、今年は「ローラーコースター」とチョ・ウンソン監督の「サンシャイン・ラブ」がコンペティション部門にノミネートされている。

「大阪アジアン映画祭」のプログラミング・ディレクター暉峻創三氏は、「ハ・ジョンウはこの作品を通じて映画監督として優れた演出力を見せてくれた。『ローラーコースター』は完成度の高いシナリオと生きた台詞、独特なキャラクターが際立つ作品だ」と評価した。

さらに、「昨年、釜山国際映画祭でこの映画に出演した俳優たちと会ったが、映画の中の人物と実際の姿があまりにも違っていて非常に驚いた。これもハ・ジョンウが立派な演出者だということを証明するものだ」と話した。

「ローラーコースター」は「ハワイ国際映画祭」主催のフィルムイベント「第17回スプリング・ショーケース」にも公式に招待され、上映される予定だ。「第17回スプリング・ショーケース」は、4月4日から10日までアメリカ・ハワイで開かれるイベントだ。毎年10月に開かれる「ハワイ国際映画祭」の春の定期ショーケースで、アジア地域の話題作など30作品を上映する。

「ローラーコースター」は、韓流スターのマ・ジュンギュ(チョン・ギョンホ)が怪しい飛行機に搭乗してから展開される奇想天外な話を愉快に描き出した作品で、昨年10月に韓国で公開された。

記者 : キム・ギョンジュ