Vol.2 ― BTOB説明書“個性豊かな7人のメンバーたち”

10asia |

「2013 MBC歌謡大祭典」で韓国のアイドル史に記録されるほどのハプニングが起こった。この日、テ・ジナは歌いながら後輩の名前やグループ名を順番に呼ぶという大先輩としての優しい心遣いを見せた。そして、テ・ジナはグループBTOBのメンバーイルフンにグループ名を聞いたが、会場のファンの歓声があまりにも大きかったためINFINITEと聞き間違えたテ・ジナは、愛情を込めた大きな声で「INFINITE!」とはっきり叫んだ。それを聞いたBTOBのメンバーたちは戸惑った表情を浮かべたが、すぐに大笑いして視聴者の笑いを誘った。

BTOBは名実共にデビュー3年目のアイドルグループだ。17日、BTOBは4thミニアルバム「ティティパンパン」を公開した。独特なタイトルのこの曲は、公開と共にMelOn、Mnet、Bugs!、Soribadaなど各種音楽配信サイトで上位にランクインした。また、BTOBの「ティティパンパン」は韓国レコード集計チャートであるHANTEOチャートの2月第3週目の韓国国内アルバム週間販売ランキングでも1位を獲得し、熱い人気を証明した。

そこで、テ・ジナをはじめとする多くの人々のために“BTOB説明書”を用意した。

BTOB公式“体育ドル”(運動が上手なアイドル)、ミンヒョク


1990年11月29日生まれ

BTOBの名前を胸に抱いて走った最年長のミンヒョク。彼は1月30日に放送されたMBCの旧正月特集番組「アイドルスター陸上・アーチェリー・フットサル・カーリング選手権大会」(以下「アイドル陸上大会」)で大きな活躍を見せた。ミンヒョクは「アイドル陸上大会」の走り高跳び部門でお盆休みの大会に続く2連覇という新記録を樹立し、プロ選手並みの実力を発揮した。

「キヨミプレイヤー」の元祖、イルフン


1994年10月4日生まれ

一時期、韓国を旋風した「キヨミ(可愛い子ちゃん)プレイヤー」の元祖イルフンもBTOBメンバーだ。2012年、イルフンはMBC every1「週刊アイドル」に出演し、数字を使った“キヨミソング”を披露した。彼のこのような愛嬌はSNSで話題となり、誰もが知る韓国の国民的流行語となった。また、イルフンは歌手JOOの実の弟でもある。

BTOBのメインボーカル兼リーダー、ウングァン

1990年11月22日生まれ

BTOBのリーダー兼メインボーカルのウングァンは、“メイン”らしい優れた歌唱力の持ち主だ。彼は自分の実力を生かして昨年ミュージカル「モンテ・クリスト」のアルベール役を務め、さらにミュージカル「僕らのイケメン青果店」で末っ子のチョルジン役も務めた。また、ウングァンは最近tvN「SNL KOREA」シーズン5のレギュラーに出演が決まった。ウングァンはミュージカルで積み重ねたしっかりとした演技力とバラエティ番組で見せてきたタレント性で堂々とした演技を披露することが期待される。

BTOBの音楽の父、ヒョンシク

1992年3月7日生まれ

BTOBには自称“音楽の父”ヒョンシクがいる。ヒョンシクはBEASTのイ・ギグァンと共同作曲した「なぜだ(WHY)」をはじめ、作曲活動を行ってきた。そして、ヒョンシクの父は「愛の引き潮」で人気を博した歌手イム・ジフンだ。またヒョンシクは、はにかんだ微笑みや優しい声とは裏腹に、がっしりとした筋肉質な体型でギャップのある魅力を見せている。

BTOBの「星から来たあなた」、チャンソプ

1991年2月26日生まれ

BTOBの“4次元”(個性が強く、ユニークな考え方を持つ人)担当はチャンソプだ。チャンソプは最近行われたショーケースで1位の公約として“丸坊主”にすることを揚げた。チャンソプは「もう一度やり直すという覚悟で丸坊主にしたい。また、おでこに“初心”と書きたい」とユニークでウィットに富んだ説明を付け加えた。また、一番出演したい番組としてJTBC「魔女狩り-男たちが語る女性の話」を挙げ、4次元の魅力を存分に発揮した。

BTOBの純粋男、プニエル

1993年3月10日生まれ、本名:シン・ドングン

BTOBのプニエルはアメリカのシカゴで生まれた。プニエルはアメリカでの生活が長かったため韓国文化や韓国語にまだ慣れていないが、彼だけの純粋な魅力を放っている。最近行われたショーケースでプニエルは「タイトル曲『ティティパンパン』のことを『チュクチュクパンパン(ボンキュッボン)』だと思った」と語るなど、純粋でどうなるか分からない魅力を持つメンバーだ。

BTOBの末っ子スクスクイ、ソンジェ

1995年5月2日生まれ

BTOBの末っ子ソンジェは、ドラマにも出演した。ソンジェは歌手ソ・イングクと容姿が似ていることから、tvNドラマ「応答せよ1997」でソ・イングクとApinkチョン・ウンジの息子役にぴったりだとよく話題になった。そしてソンジェはtvN「応答せよ1994」でソン・ナジョン(Ara)の弟のスクスクイ役で出演し、認知度を高めた。ソンジェはドラマの中でソン・ナジョンの夫が誰なのか、謎の1つとして作用した。ソンジェは前向きな性格やダンディな顔とは裏腹に鯉踊りを踊るなど、“ビーグル(ビーグル犬のようにいたずら好きの意味)の魅力”を披露し、BTOBの可愛い末っ子として役割を果たしている。

記者 : チェ・ジンシル、写真 : ペン・ヒョンジュン・キューブエンターテインメント、翻訳 : チェ・ユンジョン