チョン・ジェヨン主演の問題作「さまよう刃」4月に韓国公開…衝撃の予告編

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写真=映画「さまよう刃」予告編、スチール
犯罪スリラー映画「さまよう刃」(監督:イ・ジョンホ、制作:エコフィルム)が韓国で4月公開を確定し、予告編を公開した。

「さまよう刃」は公開に先立ち、今月12日からFacebookで行われている国民投票が話題となり、早くも観客の高い関心を集めている。24日現在、20万に達する「いいね」とコメント、シェアに続き、150万回を越える動画の再生回数は「さまよう刃」への関心を証明している。

「さまよう刃」は韓国で「白夜行-白い闇の中を歩く-」(09、パク・シヌ監督)、「容疑者X 天才数学者のアリバイ」(12、パン・ウンジン監督)の原作者として知られているミステリーの巨匠、東野圭吾の同名小説を原作に、映画「ベストセラー」のイ・ジョンホ監督がメガホンを取り、ジャンルを問わず様々な演技を披露した千の顔を持つチョン・ジェヨンと、熱い演技で自身の存在感を確固たるものにしたイ・ソンミンの圧倒的な組み合わせで完璧な演技を披露する。

今回公開された「さまよう刃」の予告編は、ある父の胸を打つドラマを見せ、視線を引き付ける。一人だけの娘を誰よりも愛した平凡な父サンヒョン(チョン・ジェヨン)が娘の無念の死を確認するシーンで始まる予告編は、18歳の少年たちによって殺害された中学生の娘の死の前で目を赤くして「ぼうっと座っているのが、本当に最善の方法ですか?」と泣き叫ぶチョン・ジェヨンの声、そして娘の無残な姿を目の当たりにして悲しみと憤りに震える彼の姿が見る人の気持ちまで締め付ける。

父から被害者、そして一夜にして殺人者と呼ばれるようになった彼の物語は、劇的な展開を知らせる早いテンポの音楽と合わさり、父の孤独な追跡を予告する。また、父であり被害者、そして同時に殺人者である男をどう呼ぶのかという鋭い質問を投げかけ、観客の心に強烈な響きを残す。

「さまよう刃」は東野圭吾の同名小説を原作に、一瞬にして娘を亡くし、殺人者になってしまった父、そして彼を捕まえなければならない刑事の胸痛む追撃を描いた犯罪スリラーだ。チョン・ジェヨン、イ・ソンミンが出演し、映画「ベストセラー」を演出したイ・ジョンホ監督がメガホンを取った。韓国で4月10日に公開される。

記者 : チョ・ジヨン