イ・ミンギ「『ウンギョ』の時キム・ゴウンのファンだったが…今は怖い」

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俳優イ・ミンギとキム・ゴウンが、スリラージャンルの映画「その怪物」で主演俳優として共演し、3月に韓国の観客に初披露する。

13日の午前11時、ソウル建大入口(コンデイック)ロッテシネマで映画「その怪物」の制作発表会が開催された。この席にはイ・ミンギ、キム・ゴウン、ファン・インホ監督が参加した。「その怪物」は血も涙もない殺人犯のテスと、彼に妹を奪われた“狂った女”ボクスンの、どこまでも続く猛烈な追撃を描いた作品だ。

血も涙もない冷酷な殺人犯テス役を演じたイ・ミンギは、前作で見せたロマンチックな雰囲気とは180度変わったイメージチェンジをした。彼は共演したキム・ゴウンについて「『ウンギョ』の時は本当にファンだった」とし「このように出会わなければ良かったのに……今はちょっと怖くて」と語り、周りを爆笑させた。

神秘的な外見と強烈な眼差し、軽い身のこなしで相手を制圧するテスは、邪魔になる人物は何の迷いもなく殺してしまう。幼い頃自身を育ててくれた家族に唯一愛情を持っているが、彼らにまで恐がられる存在になる。兄の頼みで殺人をすることになるテスは、現場に目撃者がいたことを知り、彼を追う過程でボクスンの妹を殺すことになる。テスは殺人を終えるためにボクスンとの激しい追撃戦を始める。

残酷なシーンに伴うアクションにより怪我を負ったこともあるイ・ミンギは「肩の靭帯が伸び、体のあらゆる関節が、どこか折れたり取れたりしたわけでもないのに、とても痛かった」とし「座ったり立ったりすることも痛かったが、『痛い』と全部表現するわけにはいかなかった」と当時の撮影の状況を説明した。

映画で露出シーンもあるイ・ミンギは、テス役のために15kg以上を減量し、厳しい体作りに入った。イ・ミンギは「16kg~17kgほど減量した」とし「体脂肪は4%まで下がったことを確認した」と伝えた。

また「監督とテスのキャラクターについて話したが、敏感でピリピリしている状態であるため、体も敏感に見せる必要があると思った。綺麗な体ではなくても熾烈に見える体に見られたく、本当に厳しく運動をした」と明かした。

この日の制作発表会の司会を務めたパク・キョンリムが「今もその体を維持しているのか」と質問すると、イ・ミンギは「昨年7月20日くらいまであった」とし「今はないが、そのときに運動をしたからか、体型が残ってはいる」と伝えた。

記者 : イ・ジョンミン、チョ・ギョンイ 写真 : イ・ジョンミン