ポン・ジュノ監督「スノーピアサー」2/7日本公開に先駆け本編映像を緊急解禁!
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クリス・エヴァンス、アカデミー賞女優のティルダ・スウィントン、ジョン・ハート、エド・ハリスなど、国際的に活躍する名優たちが顔を揃える中、圧倒的な存在感を見せているのがポン・ジュノ監督の盟友ソン・ガンホだ。彼が演じているのは、新たな氷河期を迎えた地球を走る列車「スノーピアサー」のセキュリティ設計者ナムグン・ミンス。
ソン・ガンホといえば、本作「スノーピアサー」への出演、「観相師」(原題・今春日本公開予定)、現在韓国で大ヒット中の「弁護人」への主演によって、「スノーピアサー」が公開された昨年8月よりわずか5ヶ月間で韓国総人口の約56%となる約2,800万人を動員する前人未踏の大記録を打ち立てたばかりだ。
そして今回、ソン・ガンホの47回目の誕生日となる1月17日、世界デビューの瞬間となる「スノーピアサー」本編からの特別映像が緊急解禁された。
列車で革命を起こし最後尾車両から前へと突き進もうとする主人公カーティス(クリス・エヴァンス)たちにとって、前列車両へ進むためには車両ごとに設置された強固な扉を開けなければならない。そこで、ソン・ガンホ演じるセキュリティのプロフェッショナルであるナムグンへと辿り着く。だが、彼は未来のドラッグ、クロノール中毒で、監獄車両に収監されているのだ。
解禁された映像は、そのナムグンが革命軍によって救出され、スクリーンに初めて姿を現すシーン。まさにソン・ガンホが世界デビューを果たした瞬間をとらえた貴重な本編映像となる。効率的に設計された監獄車両は、霊安室を思わせる作りとなっている。その巨大な引き出しに横たわる男こそ、物語の鍵を握る男ナムグンである。革命軍が見守る中、クロノールによって覚醒するその姿は、どこか滑稽ささえ漂わせ、同時に圧倒的な存在感で革命軍を威圧する。
ポン・ジュノ監督が特別な思い入れを込めたというキャラクターが覚醒した後、どんな活躍を見せるのか。その勇姿はスクリーンの大画面でチェックしていただきたい。
【ストーリー】
2014年、地球温暖化を食い止めるために散布された人工冷却物質は、地球を雪と氷で閉ざしてしまった。17年後の2031年。最後の人類を乗せて、一年間で世界を一周する走る箱舟列車「スノーピアサー」は、前方に乗る富裕層と後方車両の貧困層に区分けされ、過酷な階級社会を生み出していた。しかし、最後尾の車両に乗り込むカーティスは、平等な社会を取り戻すために、虎視眈々と革命の日を狙っていた。前方車両への扉が開かれた瞬間、カーティス率いる集団は前方車両へと突き進んでいく……。
「スノーピアサー」
監督:ポン・ジュノ(「殺人の追憶」「グエムル-漢江の怪物-」「母なる証明」)
出演:クリス・エヴァンス(「キャプテン・アメリカ」シリーズ、「アベンジャーズ」)、ソン・ガンホ(「殺人の追憶」「グエムル-漢江の怪物-」)、ティルダ・スウィントン(「ナルニア国物語」シリーズ、「フィクサー」)、オクタヴィア・スペンサー(「ヘルプ~心がつなぐストーリー」)、ジェイミー・ベル(「ジェーン・エア」「リトル・ダンサー」)、ユエン・ブレムナー(「トレインスポッティング」)、ジョン・ハート(「裏切りのサーカス」「ハリー・ポッター」シリーズ)、エド・ハリス(「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「トゥルーマン・ショー」)
原作:「LE TRANSPERCENEIGE」ジャン=マルク・ロシェット、ベンジャミン・ルグランド、ジャック・ロブ
脚本:ポン・ジュノ、ケリー・マスターソン(「その土曜日、7時58分」)
撮影:ホン・ギョンピョ(「ブラザーフッド」)
音楽:マルコ・ベルトラミ(「ワールド・ウォーZ」「ターミネーター3」)
VFX:エリック・ダースト(「スパイダーマン2」)
2013年/韓国、アメリカ、フランス/125分
配給:ビターズ・エンド、KADOKAWA
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「スノーピアサー」公式サイト
記者 : Kstyle編集部