「スーパーマンが帰ってきた」サランちゃんを見ると視聴者も親の気持ちに

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写真=KBS 2TV「スーパーマンが帰ってきた」画面キャプチャー
実際にサランちゃんを秋山成勲(韓国名:チュ・ソンフン)やSHIHOのように隣で世話しているわけではないが、サランちゃんを見守る多くの視聴者は子供が育つ度に喜びの微笑みを浮かべ、なぜか胸がいっぱいになる。最初は全く韓国語を話せなかったサランちゃんが、ある時韓国語を話していたり、運動している父・秋山成勲を見ては泣き出していた子供が、今や父を待つこともできる。

韓国で12日に放送されたKBS 2TV「ハッピーサンデー-スーパーマンが帰ってきた」(以下「スーパーマンが帰ってきた」)で、父と沖縄旅行に行ったサランちゃんがまた成長した姿を見せ、視聴者たちを喜ばせた。時間が経つほど韓国語も上手くなり、徐々に怖がることも少なくなり、興味の対象に集中するサランちゃんの姿を、視聴者は親の心で見守るようになった。

サランちゃんに水泳を教えたい秋山成勲は、ホテルの近くのプールを訪れた。サランちゃんは最初は水を怖がりためらっていたが、父に支えられて水に入るとすぐに適応して本格的に水遊びを楽しみ始めた。時間が経つとジャンプして父の胸に飛び込んだり、両腕に浮き輪をつけて一人で水遊びをしたりもした。水を得た魚のようだった。さらに、カメラに向かって父の言葉を真似ながら「韓国の皆さん、こんにちは」と挨拶もした。

秋山成勲は、サランちゃんがくしゃみをしたためプールから引き上げようとしたが、サランちゃんはもっと遊びたいとねだった。1時間近く遊んだにもかかわらず、全く疲れていない様子だった。

続いて午年を迎えて乗馬をしに行ったサランちゃんは、以前は知らない人を見ただけで泣き出していたが、自分よりも何倍も大きな馬を見ても泣き出さず、馬に触れたりもした。さらに、馬に乗ってからも静かにじっとしていた。水族館でもイルカショーを見ながら馬に乗っていた時と同じく何も言わずにぼんやりとイルカショーを観覧した。秋山成勲は予想外の娘の反応に寂しくなり、「面白い?」と聞き続けたが、サランちゃんは特に答えず、イルカをまた見たいと駄々をこねた。秋山成勲は、反応とは違うことを言い出すサランちゃんのことを理解できなかった。

秋山成勲は勘違いしていた。SHIHOは「サランは韓国語や動物など、興味が湧くと本当に真剣に見つめる。動物のDVDを見るときも、食い入るようにじーっと見ている。何かを吸収するように、すごく集中している」と話した。サランちゃんが馬に乗る時やイルカショーを見ている時に静かだったのは、全て集中していてぼんやりとした表情になっていただけだったのだ。まだ娘のことを全ては理解できていない秋山成勲は、娘の反応を寂しく思う新米パパだった。

サランちゃんへの誤解が続くかと思われたが、秋山成勲は最終的に娘のぼんやりした表情の理由に気づいた。「はしゃいで嬉しがったりはしなかった。また見たいとたくさん泣いたが、じっくり考えてみるとぼんやりした表情自体が気になっているということだった。見たがっていると感じた」と話した。たったの2歳だが、何かに深く集中する姿は大人顔負けだった。

サランちゃんが毎週愛らしく成長している姿は、秋山成勲だけでなく視聴者たちをも誇らしい気持ちにさせる。視聴者も親になった気持ちで見守ってしまう小さなサランちゃんが、またこれからはどのような成長を見せるのか、期待される。

記者 : カン・ソジョン