東方神起の7thアルバムに米ビルボードが注目「過去と現在の見事な結合」

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写真=SMエンターテインメント
東方神起(TVXQ!)の7thフルアルバム「TENSE」に米ビルボードが高い関心を示している。

6日(現地時間)、アメリカの週刊音楽業界誌ビルボードは、K-POPのコラムコーナーである「K-TOWN」を通じて「東方神起『TENSE』:トラック毎のレビュー(TVXQ!, 'Tense': Track-By-Track Review)」というタイトルの記事を掲載し、東方神起の7thアルバムに収録された12曲を詳しく紹介した。

ビルボードは「2003年12月16日にデビューした東方神起は、様々な世界記録を更新しながらデビュー10周年を迎えた。ユンホとチャンミンは彼らのデビュー10周年を祝いながら『TENSE』というアルバムでK-POPの音楽シーンに戻ってきた。二人は2014年1月1日、ビッグバンドからインスピレーションを受けたタイトル曲『Something』を公開し、今回のアルバムにはカシオペア(東方神起の公式ファンクラブ)だけではなく、マイケル・ジャクソンやブルーノ・マーズなどといったR&Bのファンたちも満足させる11曲が収録されている」と好評した。

また各トラックについても詳しく紹介し「東方神起はこれまでK-POPの分野で進歩的なエレクトロニックポップを披露してきたが、タイトル曲『Something』は過去と現在のサウンドが見事に結合した特徴を持っている」と言及した。

収録曲「Moonlight Fantasy」については「導入部は暗い雰囲気のピアノの旋律で始まるが、曲のべースラインが進むとすぐに感じの良いファンクロックに変わる。これはマイケル・ジェクソンのクラシックアルバムに似ている。さらに現代的な構成(DJプレイのスクラッチに注目)が感じられるが、これはブルーノ・マーズのアルバム『Unorthodox Jukebox』のような穏やかな印象を与える」と詳しく説明した。

さらにビルボードは「収録曲『Love Again』は穏やかなR&B曲で、東方神起のパワフルなボーカルが際立ち、不要な装置は全て削ぎ落とした構成をベースにメンバーたちの歌声を楽しむことができる。彼らが10年間積んできたキャリアを通じて、彼らが優れた歌唱力を持っていることが分かる。ファンたちは『Love Again』『Smoky Heart』のような曲をトラックリストの後半に配置した理由を、リスナーは不思議に思うかもしれない」と評価した。

6日に発売された7thフルアルバム「TENSE」は、東方神起の男らしく成熟した魅力が存分に詰まった豊かなサウンドの12曲が収録された。主要アルバム売り上げ集計サイトのリアルタイムチャート、デイリーチャートの1位を記録し、タイトル曲「Something」は各種音楽配信サイトで良い反応を得ている。

東方神起は9日にMnet「M COUNTDOWN」、10日にKBS 2TV「ミュージックバンク」、11日にMBC「ショー 音楽中心」、12日にSBS「人気歌謡」など、音楽番組で精力的な活動を続けていく。

記者 : チェ・ジイェ