デビュー10周年!東方神起という歴史を続ける新年のプロジェクトとは

OSEN |

26日にデビュー10周年を迎え、新年のカムバックを公式発表した人気グループ東方神起が、新年“トップアイドル10年”の歴史をどのように続けていくのか、関心が集まっている。

昨年、日本ツアーだけで85万人を動員する快挙を成し遂げ、韓国国内での個別活動で親近感を高めた東方神起は、より大衆的な音楽で帰ってくると明かしており、期待が高まっている。心ならずもソロ歌手RAIN(ピ)と同じ1月6日にカムバックすることになり、歌謡界はさらに盛り上がる見通しだ。

東方神起はこれを皮切りに、日本での特別な活動と韓国での個別活動も同時進行する予定である。10年目の2014年もさまざまなプロジェクトを進行させる計画だ。

まず、1月6日に発売される7thフルアルバム「TENSE」は、東方神起特有のユニークなパフォーマンスを結合させながらも、さらに明るく大衆的な音楽へと変貌したことが際立っている。26日、テレビCMでベールを脱いだタイトル曲「Something」は、レトロでエキサイティングなスイングリズムに、さらに深くなったメンバーたちの姿が交差する。これまで、アルバムやパフォーマンスでは爆発的な反響を呼んだが、音楽配信の成績は多少振るわなかった彼らが今回はより大衆性を高めたものと解釈され、その成果に関心が集まっている。

所属事務所のSMエンターテインメントは「7thフルアルバムのタイトル曲『Something』は、10周年を意味する『10th Anniversary』の『10th』と発音が類似しており、『緊張する、鋭い』という辞書の意味のように、デビューしてから10年経ったが、今でもステージで緊張を緩めずに最善を尽くしている東方神起を連想させる言葉であるだけに、様々な意味を込めて、アルバム全体を包括するタイトルとして選定した」と説明した。

日本では“韓流の帝王”というタイトルを死守するという戦略だ。実際、今年の韓流の頂点を獲得したといっても過言ではないほど、規模と成果面での記録はすでに十分な状況である。東方神起は、今年オリコンが発表したCDアルバム年間ランキングで6thアルバム「TIME」で10位にランクインした。今年日本で発売された全てのアルバムのうち10本の指に入ったということで、これは韓国歌手の最高記録である。

韓流としては最高、最多記録が溢れている。グループ名からしてもアジアで成長を遂げるボーイズグループを標榜した東方神起は、2004年に日本で無名での生活を始めてじわじわと成長し、2009年に5万席規模の東京ドームのステージに立つことに成功した。今年開催された5大ドームツアーは85万人規模であり、チケット売上高は約870億ウォン(約86億円)だ。日本国内で5大ドームツアーを行った海外歌手は、東方神起がボンジョビ、イーグルス、ビリー・ジョエルに次ぐ4番目のグループであるが、このツアーには日本で最大7万人規模の日産スタジアムが含まれた。7万人が赤いペンライトを振り「東方神起」を連呼する場面は、それ自体が豪華だった。

新年からは歩みが多少変わる。大きな会場での公演を成し遂げた彼らは今、戦略を変えてファンたちとより近く、更に呼吸を合わせることのできるプロモーションで再度日本ファンの心を揺るがす計画だ。SMの関係者は「まだ具体的に明らかにすることはできないが、より近づけるために努力する」と話した。

韓国での個別活動も弾みがつくものと思われる。チャンミンがKBS「ホドン&チャンミンの芸・体・能~めざせ!ご当地スポーツ王~芸体能」での活躍、21日には「2013 KBS芸能大賞」のバラエティ部門で最高のエンターテインメント賞を受賞するなど、好評を博している。運動に熱中し率直な姿を見せてくれた上、ホダン(しっかりしているように見えるが、どこか抜けている人)のイメージまで加わり愛されている。今後、他のバラエティ番組での活躍も期待を集めるものと期待が集まっている。

昨年、SBS「野王」に出演したユンホは、ラブコールを受けて次回作を検討していることが分かった。

記者 : リ・ヘリン