「応答せよ1994」キム・ソンギュン“20歳の白い肌を演出するために皮膚科に通った”

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写真=CJ E&M

「応答せよ1994」前作に続き大ヒット!その秘訣は?

視聴者がまた応答した。「応答せよ1997」の成功が運だと言っていた人々も、「応答せよ1994」の連打席ホームランの前では、これらを認めるしかなかった。その他の番組を見ても地上波とケーブル合わせて、これほどホットな番組はないためだ。視聴者は誰かの夫探しに夢中になっており、また誰かはその人気により殺到する放送業界のラブコールに微笑んでいる。「応答せよ1994」が再び視聴者に通じた成功の秘訣は何だろうか。

キム・ソンギュン(サムチョンポ役)

演劇「ライアー」を通じて舞台経験の多い俳優。2011年に映画「悪いやつら」で大衆的な知名度をしっかりと上げて、今回のドラマでは自称レスリー・チャンの最強のふけ顔サムチョンポ役を熱演している。

―ドラマは初めてだが感想は?

キム・ソンギュン:映画や演劇だけに出演していて、ドラマは今回が初めてなので実はかなり心配した。映画の現場とは違い、昼も夜もなく忙しく動くドラマの現場に最初はなかなか慣れなかった。今は慣れた状態で、親しくなったスタッフがたくさん手伝ってくれるので楽しく撮影している。体は大変だが本当に面白い。自分がいつまたこのような青春ドラマに出演できるだろうかと思っている(笑)

―キャラクターのために準備したり努力した部分があるとすれば?

キム・ソンギュン:慶尚道(キョンサンド)出身なので、訛りに関してはあまり準備することがなかった。他の準備と言えば……20歳のキャラクターのために白い肌を作ろうと皮膚科に通った。その他には、サムチョンポのキャラクターのために「私は純粋な子だ、私は純粋な子だ」と常に自分に催眠をかけている(笑)

―サムチョンポ&ヘテ(ソン・ホジュン)のカップルが人気だ。相性の秘訣は?

キム・ソンギュン:男は一緒にビリヤードをして、お酒を飲んで、風呂に入りながら親しくなると思う。まだ一緒に風呂までは入っていないが、とにかく今は本当に仲良くなった。最近は撮影現場でソン・ホジュンの顔を見るだけで悪戯をしたくなる。

―記憶に残る特別なエピソードは?

キム・ソンギュン:第1話の地下鉄のシーンを撮る時だった。撮影をしているのを見て市民が集まってきたが、私の前で「芸能人はいないな」と言ってがっかりしていた。知名度も高くない上にレスリー・チャンの髪型をしていたので、余計に気付かなかったようだ。似たようなエピソードとして、一緒に出演する出演者たちが休憩の時に、私も出演した映画「ファイ 悪魔に育てられた少年」の話をしていたが、その方々も私に気づかなかった(笑)

―ソン・ナジョン(Ara)の未来の夫に視聴者たちの関心が集中している。誰になると予想するのか?

キム・ソンギュン:監督や脚本家はどうか知らないが、出演者たちには本当に知らされていない。私は一度その疑問から一歩離れている。おそらくサムチョンポではないと思う(笑)

―1994年のキム・ソンギュンはどんな人?

キム・ソンギュン:当時は中学2年生で、音楽を聞くのがとても好きな学生だった。今の「応答せよ1994」のようにカセットテープやLP(レコード)を買い集めることが趣味だった。25共感(イオゴンガム)、DEUX(デュース)、シン・ソンウなどが好きだった。だから今このドラマに登場する曲がより宝物のように感じられる。同じ時代を生き、思い出を共有できることは本当に幸せなことだ。

―「応答せよ1994」はキム・ソンギュンにとってどんな作品?

キム・ソンギュン:私にとって“夢のような”作品だ。私がキャンパスで20歳の青春を演じることになるとは本当に思ってもみなかった。演技を始めたときも、このような役割をするとは夢にも思わなかったからだ。若かった頃、KBSドラマ「明日は愛」を見ながら「あんな青春ドラマに出演してみたい」と思ったことがある。そのため、今の撮影が余計に幸せで楽しいのかも知れない。

記者 : チョン・ジウォン、チョン・ジニョン