故チェ・ジンシルさんのマネージャー死去…続く悲劇は“ウェルテル効果”?

TVREPORT |

写真=TVレポート DB
故チェ・ジンシルさんのマネージャーが死去したことで、再びウェルテル効果に熱い関心が寄せられている。

28日、ソウル江南(カンナム)警察署は「午後2時10分ごろ、チェ・ジンシルさんのマネージャーパク氏(32)が亡くなっているのをホテルの従業員が発見した」と明かした。

現場で遺書は発見されなかった。睡眠剤と精神安定剤などが大量に発見された点から見て、警察は自殺と推定している状況だ。これをめぐり、ウェルテル効果ではないかという主張が提起されている。

ウェルテル効果は、ドイツの文豪ゲーテが1774年に発表した小説「若きウェルテルの悩み」に由来する。小説の主人公ウェルテルが、愛する女性に婚約者がいることを知り、拳銃自殺で人生を終えるという物語を読んだ若い読者たちが、ウェルテルの悩みに共感し、ウェルテルのように拳銃自殺をする事件が相次いで発生した。

2008年、悪質な噂に苦しんでいたチェ・ジンシルさんが首を吊って亡くなったことを始まりに、うつ病に苦しんでいた弟のチェ・ジニョンさんが2年後に自殺、チェ・ジンシルさんの元夫のチョ・ソンミンさんも自ら死を選んだ。さらにチェ・ジンシルさんのマネージャーまで亡くなるという悲劇が続いている。

記者 : チャン・ミンソク