“デビュー間近”WINNER、サバイバルバトルの裏話を大公開!

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写真=TVレポート DB
WINNERはデビュー前から熱狂的なファンダム(特定のファンの集まり)が作られ、苦楽を共にした弟分グループとはライバル構図を形成した。100日間の熾烈な勝負の末、デビューグループとして選ばれた彼らは、韓国のみならず海外からも熱いラブコールを受けている。10週間にわたりサバイバル番組「WHO IS NEXT: WIN」(以下「WIN」)を通して一挙一動をすべて公開したが、Aチームの5人には見せたいものがまだ沢山ありそうだ。

YGエンターテインメントの新人グループWINNERとして生まれ変わったAチームのメンバーカン・スンユン、ソン・ミノ、イ・スンフン、ナム・テヒョン、キム・ジヌは、最近TVレポート社を訪れた。メンバーたちは現在の人気を実感しているかのように熱気を帯びた顔であった。熱烈な歓迎に落ち着かない様子だったが感謝の言葉は忘れなかった。そしてデビューが先送りになったBチーム(B.I、BOBBY、ジナン、ユニョン、ジュネ、ドンヒョク)に対しては申し訳なく思う気持ちを表した。

―「SUPER STAR K2」のカン・スンユン、「K-POPスター」イ・スンフンの2人が再びサバイバルに参加したが。

カン・スンユン:また生き残らなければならないと思い、最初はとても辛かった。それでもバトルを経て自分の成長を実感できた。10週間で物凄く成長した。だから、社長の目的が何であったのか分かった。“さすが社長だな”と思った。

イ・スンフン:またやるのか、また?(笑) 「K-POPスター」の同期だったイ・ハイ、「K-POPスター2」では楽童ミュージシャンのデビューを見守った。カン・スンユンがソロでデビューするのも見た(笑) 他の人がデビューする姿を見て“僕はますますデビューから遠ざかっているのでは”という思いにさいなまれ、辛かった。でも、バトルを始めると言われた時はむしろ嬉しかった。“僕にもデビューのチャンスが与えられるんだ”と思い、ほっとした。100日間だけ命を懸けてやってみようと決心した。

―顔が知られている2人のメンバーがAチームに所属しているが。

ソン・ミノ:最初はそのことについてかなり心配していた。顔を全く知られていないニューフェイスに視聴者の目が行くかも知れないと思った。もちろん、Bチームよりは活動した経験のあるメンバーがいたので経験値の面ではやり易かった。

カン・スンユン:“負けるかも知れない”と思ってとても心配になった。正式なバトルで負けると萎縮してしまい自信も失った。でも最初のバトルと比べると大きく変化し、その後は僕たちのチームが負けるかもしれないという考えを振り払い、進歩することができた。心が落ち着くとリラックスしてステージに上がることが出来た。

―ソン・ミノからカン・スンユンにリーダーが変更になった。

ソン・ミノ:寂しかった(笑) チームとしては嬉しかったが、“これまで僕のやり方が悪かったから負けたのか?”とも考えた。しかし、そんな風に考えるのは自分にとってマイナスになると思い、考えないように努力して状況を楽しもうとした。むしろスンユンが上手くやってくれてありがたかった。

カン・スンユン:(ソン・ミノに)少し申し訳なく思った。

イ・スンフン:実は、僕たちの間ではソン・ミノを“元リーダーミンホ”と呼ぶ。スンユンがリーダーを引き受けたから上手く行ったのではない。タイミングが良かっただけだ。ミンホはリーダーを降りた後もよく従い、頑張ってくれた。

―視聴者投票前までBチームが優勢だったが。

カン・スンユン:Bチームがデビューし、Aチームが落選するかもしれないと思った。僕だけでなく、メンバーも僕たちが負けるかもしれないと思っていた。皮肉なことに、少しずつ“負けるかもしれない”という考えを振り払っていくと、チームワークも改善され、ステージ上でも自由に動けるようになった。後から考えてみると、あれは必要な時間だった。

イ・スンフン:最初のバトルの時は僕たちが負けたが、実際にはその前もずっと負けっぱなしだった。だから萎縮してしまい、そんな状態で正式バトルをしたのでまた負けた。本当に僕たちは勝てるのかと考えた。恐らく、その瞬間から完全に肩の力を抜いて僕たちがやりたいと思ったことをやり始めた。それで良い結果を出すことが出来た。

カン・スンユン:僕たちは練習室でずっと練習している。まだ決まったことがないのでYG社屋には入らず、別の練習室でBチームのメンバーたちと一緒に練習している。

―Bチームを抑えて優勝できた理由。

イ・スンフン:カン・スンユンのオリジナル曲『GO UP』のおかげだ。非常に良い出来の曲だった。スンユンが作った曲を聞いてすぐ“よし、これだ”と感じた。スンユンが勝利への扉を開けてくれた。

カン・スンユン:全てのメンバーは引き続きオリジナル曲を準備中だ。僕もずっと練習している。これから出るアルバムにはメンバー別のソロ曲も準備されている。僕たちだけで集まり個人曲、グループ曲をすべて練習した。ただ、すべての決定はヤン・ヒョンソク社長にかかっている。社長の許可があって初めて僕たちの曲を出すことが出来る(笑)

―ヤン・ヒョンソク社長の毒舌は辛かったと思うが。

キム・ジヌ:苦難を経験し、とても辛かった。出来ないと思い自信も喪失した。でもAチームのメンバーたちが助けてくれた。間違っている部分を直すようにアドバイスをしてくれた。JYPの練習生たちとバトルをした時パク・ジニョン先輩が、「数万人の前で歌うステージよりも、このステージの方が緊張すると思う」と言っていたが事実だった。ヤン・ヒョンソク社長は、今回の失敗を通して成長して欲しいとアドバイスしてくださった。失敗は僕にとって薬となり、大きな助けとなった。

ソン・ミノ:正直、残念な部分もあった。僕がリーダーとして上手く機能しなかったから負けたんだとも思った。そのことを忘れないように努力した。皆で一生懸命に助け合ったからこそ良い結果を出せた。

イ・スンフン:実は僕たちは最初から4回分の放送は見なかった(笑) 僕はヤン・ヒョンソク社長の毒舌が好きだ。無反応よりは悪質な書き込みの方がマシなことと同様に、僕たちに何も言わないことの方がむしろ傷つく。(メンバー全員同意)

―最も大変(?)だったヤン・ヒョンソク社長とはどんな存在?

ナム・テヒョン:ヤン・ヒョンソク社長は僕にとって厳しいお父さんだ。

イ・スンフン:ヤン・ヒョンソク社長は宗教だ。偶像を崇拝するように盲目的に信じるようになる存在だ。ヤン様といえるだろうか?(笑) 僕が「K-POPスター」に参加したとき、ヤン・ヒョンソク社長だけが僕の可能性を見て選んでくれた。その選択で僕はここまで来られた。だから、社長に対して限りのない信頼が出来た。

キム・ジヌ:ヤン・ヒョンソク社長はカメレオンだ。カメレオンの体色が変わるように、社長の様々な姿を意味する。あるときはとても厳しいが、またあるときは天使のようだ。僕たちがバトルをする間はみんなを応援し、元気付けてくれた。

ソン・ミノ:ヤン・ヒョンソク社長は僕にとって雨のような存在だ。僕のために雨のように毒舌を浴びせる。でも、それは僕が傘を用意する機会を作ってくれたと思う。(もう一度悩んだ後)もちろん、社長は僕の愛だ(笑)

カン・スンユン:ヤン・ヒョンソク社長は僕にとって父のような存在だ。実際、僕に父がいないので、本当のお父さんのようだ。社長は僕が間違いそうになったとき、ちゃんと正してくれた。正直、辛くて倒れそうになったときがあった。そのときも社長の言葉に勇気付けられた。本当に感謝している。

―BIGBANGの日本6大ドームツアーのオープニングステージに立つが。

カン・スンユン:BIGBANG先輩とのステージは光栄だ。5年以上経たなければ立てないステージだ。そこに僕たちが立てること自体に恐縮する。

―デビューを前にユニット活動を予想するとしたら?

ナム・テヒョン:ボーカルよりはラッパーと組みたい。僕の声がハイトーンであるため、(ソン)ミンホ兄さんとやれば合うと思う。

ソン・ミノ:僕も(ナム)テヒョンとやれば似合うと思う。ファンの中にも僕とテヒョンが一緒なのが好きな人が多い。

カン・スンユン:では僕はナム・テヒョンとソン・ミノを除くほかのメンバーイ・スンフン、キム・ジヌとユニットグループを結成する。

イ・スンフン:僕はBIGBANG先輩や2NE1先輩とやる(カン・スンユンはとても困惑)
キム・ジヌ:(周りに煽られ)僕はPSY(サイ)先輩と?

―最近人気を実感しているのか?

カン・スンユン:実際に感じることはまだない。あちこちに挨拶に行ったり、今日みたいにインタビューを受けたりしながら徐々に感じている(笑)

キム・ジヌ:まだ父に会えていないが、とても喜んでくれている。

ナム・テヒョン:人気は良く分からない。こんな質問を受けるたびに困る(笑)

記者 : キム・イェナ、キム・ガヨン、ファン・ジヨン