“人気絶頂”チュウォン&“清純”IVYがミュージカル「ゴースト」で出会ったとき(総合)

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写真=SEENSEEカンパニー
映画「ゴースト」がミュージカルとして再び誕生した。

23日、ソウル鍾路(チョンノ)にあるアリオン練習室で行われたミュージカル「ゴースト」の公開練習では、チュウォン、キム・ジュンヒョン、キム・ウヒョン、IVY(アイビー)、パク・ジヨン、チェ・ジョンウォン、チョン・ヨンジュなどが出席し、ミュージカルとして再誕生する「ゴースト」に対する自信を示した。

ミュージカル「ゴースト」は1990年パトリック・スウェイジとデミ・ムーア主演で世界的な成功を収めた映画「ゴースト/ニューヨークの幻」を原作にした作品だ。1987年に外国映画の直配が始まった韓国映画市場で、史上最多の168万人の観客を動員して最高のヒット作になった映画だ。


最高の人気を誇るチュウォンと清純に変身したIVYの出会い

ミュージカル「ゴースト」は映画の再誕生のみならず、ホットな俳優らの出演で注目を集めた。人気絶頂のチュウォンが4年ぶりにミュージカルに復帰し、歌手IVYがセクシーなイメージを払拭し、清純なイメージに挑戦するだけに、彼らに対する期待が大きい。

この日チュウォンは、「確かにミュージカルをしてきたが、改めて新鮮な気持ちで本当に嬉しい。遅れて合流した分の練習を取り戻すために、今一生懸命に取り組んでいる状況だ。すべての俳優、スタッフの皆さんが色々と助けてくださり、楽しく練習している」と感想を述べた。

また、彼はIVYとの共演について、「僕がもう少し男らしく見えなければならないが……。恋人として登場するため、もっと愛情深く、男らしくしようと努力中だ」とし、「これまであまりにも(IVY)姉さんが多くの作品をしてこられているので、僕がたくさん助けてもらっている」と述べた。

続いて、IVYもやはり「本当にラッキーだと思う。とても素敵な3人の俳優と一緒に仕事することができて光栄だ。ご覧のとおり、3人とも魅力が全く違っているので本当にいい。キム・ウヒョンのサムがセクシーでありながらも落ち着いているとしたら、チュウォンはキュートで人気絶頂の俳優、年上年下カップルの感じを上手く生かせることができるような初々しいサム。キム・ジュンヒョンは彫刻のようで見る度に幸せで、作品をするのが楽しい」と説明した。

清純なイメージに変身を試みたIVYは、「セクシーなイメージが強い歌手だったため、モリー役をどのように演じこなさなければならないのか悩んでいる。毎日どうすればモリーにもっと近づけるか、たくさん悩んでいる。以前した2作のミュージカルではセクシーでハツラツとした役を引き受け、この役柄の方がプレッシャーが大きかった」と告白した。

IVYは、「しかし練習をして思ったのは、私の中にシム・ウナ(1990年代を代表する純情派女優)よりも清純な魅力が隠されていたことだ。毎日私はデミ・ムーアだと思いながら、熱心に配役に没頭している。素敵な姿を期待してほしい」と述べた。


俳優たちが語る映画「ゴースト」 vs ミュージカル「ゴースト」

「ゴースト」の出演俳優たちは、一様に過去の「ゴースト/ニューヨークの幻」のシンドロームを思い起こした。当時の感性と郷愁をそのまま伝えようとする気持ちに満ちている。

チュウォンは、「映画を公開当時に見られなかった。大学の時に見た。『ゴースト/ニューヨークの幻』を見てとても好きになって、20回くらい見たと思う。その頃、物凄くハマった映画だった。今回この作品に臨みながら、パトリック・スウェイジと全く同じようにとはいかないが、彼を真似てやろうとやっているのでもなく、単に台本を見て僕が思っているイメージや雰囲気、シーンに沿っていこうと努力している。確かに3人のサムがみんな異なっているため、自分だけの感じに沿っていけるように努力している」と告白した。

IVYは、「幼い時にちらっと『ゴースト/ニューヨークの幻』を見た覚えがある。家でずっと見ている。何度見ても面白い映画だと思う。その映画をミュージカル化した作品に出演することができ、とても誇りに思う。映画とミュージカルの違う点は、より躍動感があり、様々な見どころが楽しめる点だ」と説明した。

さらに彼女は、「何よりもマジカルと呼ばれるほどの驚くべき魔術が登場し、技術的に優れている。歓声が湧き上がるような作品に仕上がるのではという思いから、俳優たちも期待している」と付け加えた。

キム・ジュンヒョンは、「高校の時に見た。作品に取り組み始めて、この前また見た。昔も今も感じる感動は同じだ。愛に対する感情は、今でも人間ならばみんな同じ感情を抱くと思っている。映画をもとにした作品であるため、忠実にちゃんと作り上げていこうと努力している」と打ち明けた。

キム・ウヒョンは、「実際に映画を見た。映画に対する感じより、音楽に対する感性の方がもっと記憶に残っている作品だ」とし、「当時、街角に『ゴースト/ニューヨークの幻』のOST(劇中歌)がとても響き渡っていた。まだ若かったが、その時の感性をよく覚えている。感動がある。その感性で演技する」と語った。

最後にパク・ジヨンは、「公開された当時に見ることができなかったが、あまりにも有名な映画なので高校生や大学生の時に何度も見た。似たような台詞がミュージカルでも登場する。映画を見た方たちも安心してミュージカルを見ることができると思う。映画を見ながらイメージメーキングをしたというより、OSTを聞きながらイメージメーキングをたくさんした。そんな点が役立ったらいいなと思う」と明らかにした。

ミュージカル「ゴースト」は、11月24日からソウル九老(クロ)区新道林洞(シンドリムドン)D-CUBE ARTS CENTERで公演される。

記者 : ホ・ソルヒ