イ・サンヨプ&チェ・ユニョン主演、MBC秋夕特集ドラマの撮影現場公開

OSEN |

写真=MBC
俳優イ・サンヨプ、チェ・ユニョン、メン・セチャン、キム・ヒジョンがMBC秋夕(チュソク、韓国のお盆にあたる祭日)特集ドラマ「世界で最も偉大なこと」(脚本:カンハ・ジウン、演出:イ・ウンギュ)の主演を務めた。

「世界で最も偉大なこと」はラブコメジャンルの短幕劇で、未婚の母や里子などの踏み込んだ話を描いている。この作品は「授かったすべての命を貴重に思い、我々の手で見事に育てて繁栄させよう」とのメッセージを盛り込む予定だ。

8月22日、京畿道(キョンギド)一山(イルサン)にあるカフェで主人公イ・サンヨプとチェ・ユニョンの撮影が行われた。この日撮影したシーンはウソン(チェ・ユニョン)が子供の頃里子に出されたジョン(イ・サンヨプ)に産んでくれた親に会うことを勧めるシーンだ。

イ・サンヨプは今回のドラマで流暢な英語の実力を発揮する。主に韓国語を使うが、もどかしい時や、怒った時に、韓国語よりも英語が先に出てしまうという設定だ。しかし、彼にとって流暢な英語よりも難しかったのは“片言の韓国語”だったという。イ・サンヨプは「このようなときにもっとも力になったのは、英語と片言の韓国語両方ともできるサム・ハミントンだった」と語り、周りを笑わせた。

メン・セチャンとキム・ヒジョンは分別のない未婚の父と母になり熱演した。撮影シーンは出産直後のようで、患者姿のジャユ(キム・ヒジョン)にボヒョン(メン・セチャン)がプロポーズするシーンだ。ジャユに跪きバラの花束をプレゼントする姿は初々しい10代の姿そのものだった。

しかし、ラブラブな雰囲気はジャユが状況を認識してから激変した。ジャユはバラの花束を投げながらボヒョンのプロポーズを断ったのだ。ジャユは子供を里子に行かせると言いボヒョンの胸をえぐる。これによりボヒョンは養子縁組を選択した親とジャユから子供を守るために奮闘する予定だ。

演出を務めたイ・ウンギュ監督は、リハーサルの時に出演者たちに「動線は考えず、好きなように自由に動けば、我々が付いていく」と話し自由な現場の雰囲気を作った。おかげで俳優たちはリラックスして、多彩な感情を表現できたという。

制作スタッフは「“未婚の母”や“里子”は社会的に敏感な問題だが、今回の作品では明るく軽快に描きたかった。唐突で個性的な姿だけでなく、覚束ない父性愛、母性愛を表現できる若い夫婦に誰が相応しいのか悩んでいたところ、メン・セチャンとキム・ヒジョンが思い浮かんだ」としキャスティングの裏話を公開した。また「今日、演技しているところを見ると、本当にお似合いだ」と満足した。

「世界で最も偉大なこと」は韓国で19日の午前9時30分に放送される予定であり、75分ずつの2部作で構成される。

記者 : チェ・ナヨン