ナ・ムニ&チャン・ヨン&キム・ヘスク「王家の家族たち」に出演“両親世代の人生を物語る代弁者”

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写真=Dream E&M
安心して見ていられる“国民の俳優”たちが一堂に会した。ナ・ムニ、チャン・ヨン、キム・ヘスクがその主人公だ。

韓国で「最高です!スンシンちゃん」の後番組として放送されるKBS 2TV新週末ドラマ「王(ワン)家の家族たち」(仮題、脚本:ムン・ヨンナム、演出:チン・ヒョンウク)で3本の柱となる3人の俳優、ナ・ムニとチャン・ヨン、キム・ヘスクがお互いを抱きしめ、愉快に笑っている写真が12日に公開された。

ナ・ムニはワン家の祖母であるアン・ゲシム役として出演する。子供たちのせいで身体も心も苦労をする人物で、長男ワン・ボン(チャン・ヨン)と世間知らずの末っ子ワン・ドン(チェ・デチョル)が出世することが人生最大の望みだ。早くに夫を亡くし、チャガルチ市場で苦労をしながら生きてきたこともあり、気の強いゲシムはゲシムに負けないほど気の強い嫁イ・アングム(キム・ヘスク)と対立するのが日常となっている。

チャン・ヨンは60歳を超えてからも家族の“カモ”にされているワン家の父親ワン・ボン役を演じる。退職を控えている学校の教頭であるが、引退後の人生を考えるどころか、まだ世話をしなければならない家族たちのせいで荷が重い。娘2人は結婚したが、無職の弟やまだ結婚をしていない子供が3人もいるためだ。こんなチャン・ヨンが、老後を楽しむ年齢でも子供たちの世話をしなければならない最近の父親たちの人生を代弁する予定だ。

映画やドラマを行き来し、最近最もホットな女優キム・ヘスクは、ワン家の嫁に来てから経験したのは苦労だけであり、残っているのは“わだかまり(韓国語でアングム)”だけのワン家の母親イ・アングムに扮する。靴下1足も買ってくれたことのないケチな次女ワン・ホバク(イ・テラン)よりも、嫁に行ってからも実家を経済的にサポートしてくれる長女ワン・スバク(オ・ヒョンギョン)を誰から見ても分かるように偏愛する。一文なしになって妻の実家で暮らしている婿コ・ミンジュン(チョ・ソンハ)や世間知らずで無職の次女の婿ホ・セダル(オ・マンソク)には怖くて気難しい義理の母親だ。婚家よりも怖いという妻の実家、姑と嫁の対立よりも厳しいという丈母と婿の対立とは何なのかを本格的に描く。

アン・ゲシム、ワン・ボン、イ・アングムは韓国の両親世代の人生を物語る代弁者として一役買うと予想されている。名前だけで安心できる外れのない3人の俳優の出演は、ドラマへの信頼度を高めた。

“鮭族(独立してから実家に戻ってくる若者)”“サムポ世代(恋愛、結婚、出産の3つを諦めた世代)”“チョワールド(妻の実家との対立)”といった現在の韓国社会の家族問題を描くホームドラマ「王(ワン)家の家族たち」は、ムン・ヨンナム脚本家とチン・ヒョンウク監督が「怪しい三兄弟」以来3年ぶりに意気投合した作品であり、期待を集めている。韓国で「最高です!スンシンちゃん」の後番組として8月31日午後8時にスタートする。

記者 : キム・ボラ