「観相師」ソン・ガンホ&チョ・ジョンソク&キム・ヘスの“観相”を見てみると…

TVREPORT |

写真=SHOWBOX MEDIAPLEX
映画「観相師」(監督:ハン・ジェリム、制作:JUPITER FILM)が劇中、朝鮮一の観相家である3人の姿を公開した。

「観相師」は、王の座が危うい朝鮮時代、顔を見れば未来を見ることのできる天才観相家が朝鮮の運命を変えようとして展開されるストーリーを描いた作品で、ソン・ガンホ、ペク・ユンシク、チョ・ジョンソク、イ・ジョンソク、キム・ヘスの出会いで話題を集めている。

ソン・ガンホは、朝鮮一の観相家で“大蛇相”の持ち主でもあるネギョン役を演じる。ネギョンは人の顔を見ただけで、その人のすべてが分かる朝鮮一の観相家であり、妻の弟であるペンホン(チョ・ジョンソク)、息子ジンヒョン(イ・ジョンソク)と共に深い山の中で悠々自適に暮らしている。

そんな中、彼の並外れた才能を知って訪れてきた妓生(キーセン:朝鮮時代の芸者)ヨンホン(キム・ヘス)によって上京することとなる。その後、左議政(朝鮮時代の高官)キム・ジョンソ(ペク・ユンシク)に導かれて宮殿に入り、観相を通じて危機に瀕した朝鮮の運命を変えようとする。

ネギョンの妻の弟であり、甥のジンヒョンを深く愛する“狸相”のペンホンは、ネギョンと共に上京する人物だ。ネギョンの観相を見る実力なら十分成功することができると信じるペンホンは、漢陽(ハニャン、ソウルの旧名)でネギョンの名声が高くなるにつれて嬉しくなる。しかし、宮殿に入って首陽大君(スヤンテグン)を牽制していた彼は思わぬ口実を提供し、事件に巻き込まれることになる。

顔色をうかがって観相を見るヨンホンは“猫相”の持ち主であり、観相を見ることで有名な置屋(芸者や遊女を抱えている家)を経営している主人だ。幼い頃から世の中の裏も表も見ながらあらゆる経験をしてきたため、学問的な知識ではなく顔色をうかがって観相を見ることができる。

ヨンホンはもっと多くのお金を稼ぐために、山の中に籠っていた天才観相家ネギョンを漢陽へと連れてくる。観相を通じて運命を変えることができると信じ、さらには権力まで握りたがる計算高く、欲の強い人物だ。

「観相師」は、韓国で9月に公開される。

記者 : キム・スジョン