「スノーピアサー」ティルダ・スウィントン“ポン・ジュノ監督はロマンチックな悲観主義”

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写真=tvN「ペク・ジヨンのピープルINSIDE」スクリーンショット
女優ティルダ・スウィントンがポン・ジュノ監督への信頼を語った。

5日午後に韓国で放送されたtvN「ペク・ジヨンのピープルINSIDE」には、映画「スノーピアサー」(監督:ポン・ジュノ、制作:モホフィルム、OPUS PICTURES)の主役ティルダ・スウィントンが出演した。

この日、ティルダ・スウィントンはポン・ジュノ監督について「お互いへの共感があり、家族のような感じだった。ポン・ジュノ監督は一種の巨匠だと思う。彼は芸術家だ。彼が演出した映画には彼だけの手垢がついている」と伝えた。

続いて、「彼が作業すれば、彼の痕跡を感じることができる。そんな意味で彼を巨匠と呼びたい。彼自身のアイデンティティが作品に溢れており、彼の映画には特有の雰囲気が滲み出ている」と付け加えた。

ティルダ・スウィントンは、「言い換えれば、ロマンチックな悲観主義とも言えそうだ。常に人間の精神に関心を持っている」とポン・ジュノ監督を絶賛した。

「スノーピアサー」は、新しい氷河期を背景に人類最後の生存地域である列車の中で、抑圧されていた最後尾車両の人々が起こす反乱を描いた作品だ。ティルダ・スウィントンは同作品で列車における絶対的権力者ウィルフォード(エド・ハリス)の右腕メイスン総理役を演じ、大胆な演技変身を試みた。

記者 : キム・スジョン