ミンホ&ソルリ「花ざかりの君たちへ」インタビュー“キスシーンがある度にメンバーにからわれた”

Kstyle |

SHINeeのミンホ、f(x)のソルリ、期待の新人イ・ヒョヌ、その他豪華イケメン俳優で贈るラブコメディ「花ざかりの君たちへ」。
SHINeeのミンホが演じたのは、一見、クールで知的な二枚目スーパースター、でも、本当は優しくて不器用なツンデレ青年テジュン。そして、そのテジュンに憧れ男装し、男子校に潜入する、真っ直ぐでピュア、でも少しドジな女の子の主人公を、韓国でMC、バラエティ、ドラマなど多方面にて活躍中のf(x)のソルリが好演した。

同じ事務所の先輩後輩である二人に、撮影中のエピソードや裏話、また来る8月11日に開催される購入者限定プレミアムイベント「花ざかりの君たちへ~Premium Event2013~」について意気込みを聞いたインタビュー。

―この作品に出演することが決まった時の感想を教えてください。

ソルリ:私は子役をやっていたのですが、この作品は、歌手デビュー後の初ドラマだったので、嬉しかったのですが、プレッシャーもありました。でも「ついに、やりたかった演技をまた出来る時がきたんだな」と思ってすごく嬉しかったです。

ミンホ:いい作品に出会えてすごく嬉しかったのと、最初はすごくワクワクしました。撮影に入ってからもいい雰囲気で、気分よく撮影を終えることができました。

―この作品で演じられたカン・テジュンは、どのようなキャラクターでしょうか。

ミンホ:過去の辛い経験から、周りの人とも関わろうとしないような自分勝手で少し気難しいタイプです。高跳びの選手なのですが、スランプで高跳びを諦めようとしているところに、ジェヒが現れて、元気をもらい、笑顔と昔の明るかった自分の姿を取り戻し、高跳びもまた跳べるようになりました。

―ミンホさんから見た、テジュンの魅力を教えてください。

ミンホ:完璧主義なところだと思います。自分の本心を外に出さないようなところも魅力だと思います。

―この作品で演じられたク・ジェヒは、どのようなキャラクターでしょうか。

ソルリ:明るくて、純粋で、しっかりしているキャラクターです。そんな明るく真っ直ぐな性格のために、周りから意地悪を受けることもありますが、友達さえいればくじけることもなく、逆に友達のことまで気遣ってあげられるキャラクターです。

―ソルリさんから見た、ジェヒの魅力を教えてください。

ソルリ:突拍子がないところと、若いので、少し無謀なことでも取り敢えずやってみる怖いもの知らずなところです。


ミンホ&ソルリ“ドラマをきっかけに仲良くなれて嬉しかった”

―演じられた役とご自身の似ているところ、違うところはありますか?

ソルリ:明るくて、ポジティブなところ。くじけないところも似ていると思います。そして、自分にとって不利な状況でも、それに打ち勝とうとするところです。似ていないところは、無謀なところです(笑) ジェヒはアメリカから、テジュンの為に韓国にまでやって来て、男子校に男装をして潜り込み、最後はテジュンと同じ寮の部屋を使っていましたが、私はそこまで無謀なことはできないと思います。

ミンホ:性格がちょっと面倒くさいところや、人に対して無礼な態度をとるところは似てないと思います。似ているところは、友達に良くしてあげるところ、自分に与えられたことを、最後まで諦めずにやり通すところです。

―事務所の後輩、ソルリさんとの共演はいかがでしたか?

ミンホ:ソルリのことは、もともと知ってはいたのですが、ドラマをきっかけに仲良くなれたと思います。息も良く合っていたのですが、ドラマを通してお互いのことを良く知れたし、理解もより深まってお互い思いやりが持てるようになったと思います。とてもいい時間でしたし、何よりドラマを通して仲良くなれてよかったです。

―イ・ヒョヌさんとの共演についても教えて下さい。

ミンホ:ヒョヌは年齢的には後輩にあたるのですが、経験も多い人なので学ぶことも多く、息も合って良かったです。機会があればまた一緒に共演したいです。お互いアドバイスもしながら、仲良くなれてよかったです。

―ソルリさんは、事務所の先輩ミンホさんとの共演はいかがでしたか?

ソルリ:ミンホさんは先輩なので、最初は、それほど仲良くはなかったんです。共演すると聞いた時、「仲良くなる機会ができた」と思ってすごく嬉しかったです。撮影中も気を遣ってくれて、先輩なのに「おい! カン・テジュン!」っていう言葉が出てきちゃったぐらいです。今はすごく楽ですし、実の兄が2人いるんですけど、お兄ちゃんがもう一人増えたような気分です。

―イ・ヒョヌさんはいかがですか?

ソルリ:実は、ヒョヌさんは最初、仲良くなるのが難しかったんです。お互いに人見知りなところがあって。でも、ドラマの中ではすごく仲が良い設定ですし、とにかくもっと仲良くなりたかったので、仲良くなるために考えたのが、食べ物をあげることでした(笑) 例えば、食べ物や飲み物を2つ買って行って、「ヒョヌさん、これ食べてみてください!」「ウンギョル! これ飲んでみて!」っていう風に、ことあるごとにあげていたら、今度はヒョヌさんからもくれるようになって、結果すごく仲良くなれました。


ソルリ“覚悟していたはずが、長い髪がなくなって涙が落ちてきた…”

―ドラマの中で、美しい高飛びを披露されていますが、撮影に入る前に、かなり練習されたのでしょうか。

ミンホ:撮影前に1ヶ月半前くらいから練習をしました。自分自身もともと高跳びをやってみたい、という気持ちもあったんです。監督からも「かっこ良く撮りたい」というリクエストもあったりして、もっと頑張ろうと思えました。高跳びの選手という設定でしたので、キャラクターにもっと忠実でなければいけないと思い、撮影前にかなり練習をしました。

―その他に準備されたことはありますか?

ミンホ:原作がある作品だったので、日本の漫画や、日本・台湾のドラマも見ました。同じキャラクターなんですけど、ミンホだからこそ表現できるカン・テジュンを表現しようと努力しました。

―ク・ジェヒ役を演じるために、長い髪を切って撮影にのぞまれましたが、その時の心境はいかがでしたか。

ソルリ:最初は、覚悟をしていたので、嫌ではなかったのですが、実際に長かった髪が足元に落ちた瞬間、涙があふれ出ました。思わず涙がポロポロ落ちてきて……さっきまで、髪があったのに、なくなってしまって……まさか涙がでるとは思っていなかったのですが、スタッフさんやみんなが見ているのに、私が泣くので、周りがムービーを撮っていました。多分まだそのムービーが何処かにあると思います。

―男性役を演じてみて、どこが難しかったですか。

ソルリ:まず姿勢ですね。座っている時の姿勢、立っている時の姿勢、男の人がする行動一つ一つを見て、勉強をしましたし、話し方もすごく大変でした。感情が入ると、ついつい少しずつトーンが上がるので意識してトーンを下げて演技をしたり、細かい部分が慣れていなかったので大変でした。


ソルリ“私は正直ウンギョル派!(笑) テジュンといると心が痛かった”

―撮影中の印象的なエピソードがありましたら教えてください。撮影現場ではやったことなど、ありますか?

ソルリ:私が一番楽しかったのは、別荘に行った時に砂漠用のバイクに乗ったことです。撮影だったのですが、みんなでスイカも食べたりして本当に遊びに行ったようですごく楽しかったです。

―そこに泊まってきたんですか?

ソルリ:はい。地方に行って一週間くらい、そこでのシーンを一気に撮影しました。

ミンホ:全ていい思い出として記憶に残っているのですが、一番記憶に残っているのは、一番初めの高跳びのシーンです。ほんの数秒のシーンなのですが、真夏だったのでスタッフも失神しそうだったりして、苦労して撮影しました。とても大変だったことが記憶に残っていますが、その分だけ、かっこいいシーンが撮れたと思います。

―このドラマには、カン・テジュン以外にも、たくさんのイケメン・キャラクターが登場しますが、注目すべきキャラクターがいたら、教えてください。

ミンホ:もちろん、ウンギョルもそうなのですが、自分のライバルとして出てきたミン・ヒョンジェですね。辛い過去があるのですが、最後にはライバルだけどお互い支えになるような、良いキャラクターだと思います。

―ソルリさんだったら、クールなテジュンと、優しいウンギョルのどちらを選びますか。

ソルリ:テジュンは、普段冷たくても結局は優しくしてくれるところに感動するのですが、ウンギョルはいつも横で優しくしてくれる部分があって……でも私は正直、ウンギョルです!(爆笑) ウンギョルは私を好きで、いつも優しくしてくれますけど、テジュンも好きでいてくれるけど、女の子の方が疲れるじゃないですか。撮影の時も心が痛かったんです。テジュンに「消えてくれ」と言われる場面で、本当に私に言っているように思えて、涙が出ました。キツイ台詞も多かったので、ミンホさんと撮影する時はいつも泣きそうでした。テジュンと撮影する時はいつも泣いて、ウンギョルと撮影する時はいつも笑ってアイスクリームを食べてました(笑)

―ミンホさんは、SHINeeとして、ソルリさんは、f(x) としてのご活躍もされていますが、アーティスト活動とは異なる、俳優ならではの面白さは、どんなところですか。

ソルリ:まず、ドラマは、長い時間をかけて準備をしますよね。沢山のスタッフの方や、先輩方、出演者の方たちと力を合わせて、一つの作品を作っていくということがすごく意味のあることだと思います。徹夜をしたり、雨が降ったら撮影ができなかったり、正直大変なことも多いですが、そういう中で、お互いに情が湧いてきたりするんですよね。そういうところがすごく魅力的だと思います。

ミンホ:思い出に残るところだと思います。普段ご一緒できない先輩や出演者の方々、監督やスタッフと良い関係を築けたり、何よりも作品を通して、自分ではない自分が表現したキャラクターが残るということが、今になって考えてみるとすごく魅力的です。


ミンホ&ソルリ“2人のキスシーンがある度にメンバーにからわれた”

―SHINee、F(x) のメンバーは、ドラマを観てくれましたか?

ソルリ:見たメンバーも見てないメンバーもいると思うんですけど、いつも私とミンホさんのキスシーンがある度に、からかいの連絡が来ました(笑) でもドラマの記事とか評判は結構チェックをしてくれていたみたいで、撮影中はすごく元気をもらいました。

ミンホ:全員ではないですが、チェックしてくれていました。ソルリと同じように、やっぱり会う度に、からかわれました。車の移動が多いので、自分が台詞を練習している時に、全部覚えて、笑わせようと、台詞を言ってきたりとか。

―8月に開催される「花ざかりの君たちへ」イベント出演で来日されますが、日本の印象を教えてください。また、来日の際にしてみたい事、行ってみたい場所などありますか?

ソルリ:思い浮かぶものを言うと、かわいくて、美味しいデザートが多くて、コンビニが発達していて、マナーがあって、道とかが綺麗なイメージがあります。日本に行ったら、ショッピングもいきたいし、お寿司も食べたいし……食べたいものが多いです!(笑)

ミンホ:僕も最初はソルリと同じようなイメージを持っていました。既に日本で活動をしているのですが、日本でデビューしてツアーもしたりして、沢山のファンの方々にお会いしてみて、日本の女性は、いつも少女の様な心を持っているなというイメージがあります。いつも応援してくださって本当に感謝していますし、SHINeeとしてのステージではなくて、俳優としてドラマをお見せすることができて良い機会になったのではないかなと思います。8月のイベントをとても楽しみにしています。

―日本にきてビックリしたことはありますか?

ミンホ:驚いたことではないのですが、日本と韓国では、放送のシステムが違ったり、スタッフのやり方も違うので、文化の違いを感じます。新しい事を学んだり、新しい経験をすることも多かったです。

―「花ざかりの君たちへ」のドラマの見所、また、お二方、それぞれが登場するお薦めシーン(このシーンを是非観て欲しい) を教えてください。

ソルリ:ジェヒが、実は女だということが途中で何度かバレてしまいそうになる場面の緊張感や、バレないように努力するシーンがすごくハラハラして面白いと思います。

ミンホ:テジュンが、ジェヒのことを女だと気づくのか、気づかないのか、それとも気づいているのに知らないふりをしてあげているのかというシーンなどは、緊張感があってすごく楽しいですし、こういうハラハラするエピソードが沢山出てくるので、楽しめると思います。

―最後に日本のファンの皆さんへのメッセージをお願いいたします。

ミンホ:日本でも人気があった作品ですが、二人とも頑張って撮影した作品なので、楽しみにしていただければと思います。8月のイベントでも楽しい思い出を作りたいです。僕達を知らなかった方々も、このドラマを通して応援してくれるようになると嬉しいです。
ソルリ:苦労して撮影した分、楽しんで見て頂けると嬉しいです。今まで日本に行く機会があまりなかったのですが、今回イベントを通して日本に行くことができるので、本当に楽しみです。最後にやっぱり、このドラマを通してミンホさんやヒョヌさんに出会って、一緒に共演できたことを嬉しく思います。

「花ざかりの君たちへ」 DVD BOX I&II
好評発売中! ¥16,800(税込)

DVDレンタル情報
好評レンタル中! TSUTAYAで1巻無料レンタル中!

「花ざかりの君たちへ」TV放送
WOWOWプライム 毎週水曜夜21:45~放送中!

イベント「花ざかりの君たちへ~Premium Event2013~」
日時:2013/8/11(日)
開場 17:45 / 開演 18:30 / 終演 20:00 (予定)
会場:渋谷公会堂
出演:ミンホ(SHINee)、ソルリ(f(x))、イ・ヒョヌ
ゲスト出演:オンユ(SHINee)
詳細・申込みはコチラから

「花ざかりの君たちへ」DVD公式サイト
公式Twitterアカウント:https://Twitter.com/hanakimi_dvd

発売元/販売元:エイベックス・マーケティング
(C)SBS Original Manga 「花ざかりの君たちへ 」 (C)HISAYA NAKAJO / HAKUSENSHA, INC.

記者 : Kstyle編集部