キム・ムヨル、入隊取消訴訟敗訴…世論の厳しい反応「軍隊に行くのがそんなに嫌なのか」

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写真=「良い朝」スクリーンショット、オンライン掲示板

軍服務中の俳優キム・ムヨル(31)が、入営通知処分の取消訴訟で敗訴した中、ニュースを聞いたネットユーザーの間では議論が広まっている。

7日、キム・ムヨルの所属事務所であるPRAIN TPCによると5月30日、水原(スウォン)地方裁判所はキム・ムヨル側が仁川京畿(インチョンギョンギ)地方兵務庁長を相手取り提起した現役兵入営通知処分及び第2国民編入取消処分に対する訴訟を却下した。キム・ムヨルは昨年、兵役逃れ疑惑に巻き込まれ志願入隊した。彼はこれに先立ち、2010年に生計困難を理由に兵役免除(第2国民役)処分を受けていた。

ネットユーザーは「軍隊に行くのがそんなに嫌なのか」「せっかく行ったんだから、そのまま服務を終えればいいのに」「イメージを自らめちゃくちゃにしている」「所属事務所の嘘なの?何なの?」などのコメントで怒りを表した。

このような世論に所属事務所側は直ちに公式報道資料を配布し「今回の訴訟は、キム・ムヨルの志願入隊とは関係がなく、名誉回復のために行ったものだ」と伝えた。所属事務所側は「今回の訴訟で勝訴した場合でも、最後まで服務する予定であった」とし、「最近所属事務所で控訴を準備していたが、キム・ムヨル本人が控訴を望まず、このまま終えることになった」と付け加えた。

にもかからず、ネットユーザーの大部分の反応は厳しい。最近問題となった芸能兵士の実態に関する議論も相まって、いつにも増して世論が厳しくなっているためだ。ネットユーザーは「時期が曖昧なせいなのか、可哀想とも思えない」「ただ頑張って服務してきて」「芸能兵士……」などのコメントを寄せた。一部では「本当に名誉回復のためであったのかもしれない」「あまり早まった判断はよくない」などの慎重なコメントもあった。「政治家には求めてもいない真実をなぜ芸能人だけに問うのか」など一部のネットユーザーの不満に満ちた声も注目を浴びた。

キム・ムヨルは訴訟に敗訴したことで来年7月8日までとなっている服務期間を満たし、満期除隊をすることになった。キム・ムヨルは昨年10月9日、京畿道(キョンギド)議政府(ウィジョンブ)306補充隊に入隊し、25師団70連隊に配属された。その後、国防広報支援隊の選抜に応募し、現在は芸能兵士として服務中だ。

記者 : キム・プルイプ