【スターコラム】ペク・アヨン「K-POPスター」の三銃士、歌手への挑戦 ― Vol.2

Kstyle |

ペク・アヨンは同僚たちの間で強心臓として有名だ。まだ若く、新人の彼女だが大きい舞台でも全く緊張しないことから付けられたあだ名だそうだ。そんなペク・アヨンもカムバックを控え「涙が出るほど緊張した」とのこと。そんなふうに緊張し、辛いときに頭に浮かぶ友達が「K-POPスター」で知り合ったパク・ジミンとイ・ハイである。歳はペク・アヨンより若いが、彼女の背中を押しながら「頑張ろう」と励ましてくれる心強い妹たちだ。第2部では「K-POPスター」三銃士の当時のオーディション時代と、歌手としての活動に関する話が始まる。残念ながらペク・アヨンのスターコラムはここまで。可愛くハツラツな彼女の新曲「A Good Boy」の応援をお願いしたい。/編集者


三銃士は一緒にネイルショップに行きます

こんにちは^^NAVERスターコラムの読者の皆さん!アヨンの話が再び始まります~皆さんもご存知のように、私はSBSオーディション番組「K-POPスター」シーズン1を通じて歌手の夢を叶えました。私にとっては本当にありがたい番組です。そして、とても貴重な友達までできてとても感謝しています。それはパク・ジミンとイ・ハイです。

私たちはそれぞれ1~3位を獲得しましたが、競争相手やライバルではなく、苦を共にした同僚たちです。「K-POPスター」に出演している間とても親しくなり、今も嬉しいことや悲しいことをお互いに分かち合っています。どうしても所属事務所の違うイ・ハイとは頻繁に会えませんが、それでも連絡はよく取っています。3人が同じネイルショップに通っているので。そこでたまに「一緒にネイルしに行こう」と3人で時間を合わせて、行きつけの店で会っておしゃべりをしたりします(笑)

ジミンは同じ会社なのでもっと親しいです。ショッピングに行ったり、ご飯を食べたりするときもお互いに連絡して行きます。「ご飯食べに行こう」と、こういう風にその場で約束して行くケースが多いです。会うのは主に会社の近所です。主に狎鴎亭(アックジョン)や清潭洞(チョンダムドン)を利用しますが、ここは芸能人が多いせいか、私たち3人を見ても知らないふりをしてくれます。

3人で集まると、その日にあった面白い話もしたり、会社の話もします。「K-POPスター2」が始まった頃、ネイルショップで頻繁に会いましたが、シーズン2に出場した参加者の話もたくさんしました。「この人はここが良い、あの人はあそこが良い」という風にです。会社の話もたくさんしますが、まだ会社についてはあまり分からないので悪口(?)は言えません(笑)


JYPは皆、家族のようです

私はいつもJYPに入れたことを感謝しています。ここの雰囲気は皆家族のようです。先輩の方々もとても面倒見が良く、ご飯もおごって下さいます(笑) miss Aの姉さんたちや、Wonder Girlsのイェウン姉さん、プロデューサーの方々からも食事に誘われます。嬉しい^^

特にmiss Aのお姉さんたちは、同じレーベルの事務所なのでもっと面倒を見てくださいます。ジア姉さんとフェイ姉さんとは一緒のスケジュールが多く、頻繁に会うので本当に砕けた関係です。姉さんたちはステージに立つ時や歌う時にどうすればいいのか、たくさんアドバイスしてくださいます。

今回私が苦手なダンスに挑戦することになりましたが、振り付けや踊り方も親切に分かりやすく教えてくださって、本当に助かりました。ジア姉さんもダンスが上手で、フェイ姉さんも舞踊専攻じゃないですか。踊りながらどの動作の時にどのような表情をすればいいのかまで詳しく教えてくださいました。姉さんたち、本当にありがとうございます^^


「K-POPスター」シーズン1の決戦にライバル意識はなかった

「K-POPスター」が終わり、周りから3人のライバル意識はどうだったのかと聞かれることがありますが、私たちはそういう意識が殆どなかったと思います。放送に出演するたびに記事や書き込みでライバル構図があると書かれているのを見ましたが、実際に私たちは全くそういう関係ではありませんでした。オーディションの課題の準備や生放送を準備しながら正直お互いに競争したり、お互いに秘密にしたりすることも出来たとは思いますが、私たちはお互いに全部打ち明けて「こういうのはおかしいから変えて」とか、正直にアドバイスしました(笑)

その時、ハイやジミンはまだ若いのに、生放送自体があまりにも大変だったせいか、年頃の子たちに比べ成熟した面がありました。私と一緒の時も、ある時は本当に子どものような時もありましたが、音楽に関しては話も良く通じて、何を話しても理解してくれるので、頻繁に連絡するようになったんだと思います。


イ・ハイ、歌うときはあの方がいらっしゃいます

ハイとは番組に出てから少しずつタメ口で話すようになりました。ハイがとても人見知りをする性格なので最初は近づくのが難しかったです。それに、ハイがボーっとしていても目をパッチリ開けるとハイならではのオーラがあるじゃないですか。

最初にハイに話かけると、ハイが「こういう風にしたの?ああいう風にしたの?」とタメ口をきくんです。だから、今言い間違えたのかなと思ったりもしました。でも、一緒に過ごしてみると、元々そういう性格みたいです。そういう風にハイが先に近づいてきてくれて、合宿する頃にはとても親しくなっていました。

また、ハイがジミンと出会ってから性格が明るくなりました。それから人見知りをあまりしなくなったと思います。ハイの性格はとてもユニークで、ボーっとしていると何を考えているか読めません。それでも練習に集中している時は、私がたまに入ってもこっちを見もせずに歌い続けているんです。

ハイが歌うときにあの方が入って来ると言うじゃないですか。その表現があっていると思います。ジミンやハイ、私たち3人は血液型が同じB型です。生放送の時に夜に3人でネイルを塗ったりしました。3人ともおしゃれが大好きで、メイクしてもらうことも好きなので、このように馬が合うのではないでしょうか。お笑いのツボも似ているようです。特にジミンがとても面白いです。したことのあるギャグをまたしても私たちは笑ってしまいます。なので本当に相性がいいのではないでしょうか。

お笑い芸人のようなジミン、とても面白いです

ジミンはとても面白い子です。お笑い芸人のような時もあります。スケジュールに合わせて過ごすと辛いこともあると思いますが、その時さえも明るいです。感情の起伏が多少ありますが、明るいときはとても明るく、隣の人をいとも簡単に笑わせることができるスタイルですね。そのため隣にいるととても心地いいです。

ジミンも練習の時は誰も近寄れないほど集中するほうです。それでも私が隣にいる時に歌って欲しいとねだったりすると、悪戯が好きな子なので変顔を作り、リズムのある歌を歌う時は飛び跳ねたりもします。バラードを歌う時は猟奇的な表情を作るなど、いつも気持ちいいエネルギーを放っている子です。

食べ物がとても好きですが、少しずつ頻繁に食べるほうです。食べ過ぎる方ではないので、そういう風に見えると思います。他の子たちは育ち盛りだから。ジミンが美味しい場所をたくさん知っています。最近食べたのはチムタク(鶏肉のピリ辛煮込み)でしたが、ジミンの行きつけの店で、量を大目にくれたりしました。トッポッキのような料理をよく食べます。辛いものが苦手な方なんです。

「K-POPスター」の決勝までいけなかったこと、悔しくありませんでしたか?

ジミンとハイが決勝に進出するのを見て本当に凄いと思いました。もちろん私が落ちたとき気分は良くなかったですが、不思議でした。2人には分からないと思います。落ちるときは、他の友達の話を聞いてもそうですが、それぞれ自身が落ちそうな感じがすると言います。なんとなく今日は私が落ちそうな気がする、そういう感じがあるんです。

2人が決勝に進出して、1週間に2曲も準備している姿を見ていると、どうやったら短い時間にあれだけたくさんのことを準備できるのだろうかと思いました。むしろ3位で落ちて良かったと思ったほどです。2人は不思議です。決勝進出に相応しい2人だと思いました。最初の舞台では本当に決勝戦なのかと思ったほど2人とも緊張していましたが、2番目に歌うときにジミンはリラックスした状態で歌っているような気がしました。そこでジミンが優勝するだろうなと思いました。ハイの方が凄く緊張していたと思います。

次の日「強心臓(カンシムジャン)」のインタビューがあったので、3人で最後の決勝まで終えてから、久しぶりに宿所で一緒に寝ました。私もまだ宿所に残りの荷物があったので、夜な夜なおしゃべりしながら遊びました。「1週間でどう準備したのか、本当に死にたかった、本当にしたくなかった」というような愚痴を言い合っていました。

最近、私はカラオケに行くとジミンやハイの歌をよく歌います。いつも会いたい友達であり、妹たちです。ハイとジミンに多くの声援をお願いします。私もファンの皆さんが求める可愛いコンセプトでカムバックしましたので、欲張らず、1stアルバムの時以上の愛情をお願いします。皆さん愛しています^^

文:ペク・アヨン

「NAVER スターコラム」は、注目の俳優やアイドル、アーティストたち本人がコラムを執筆。話題のスターが直接書いたコラムをお届けしています。

記者 : ペク・アヨン、編集 : ソン・ナムウォン局長(OSEN)、写真 : ペク・アヨン、JYP