IVY「男に頼るのが一番嫌い…自分の能力で自信を持って生きたい」

OSEN |

アーティストのIVY(アイビー)が、新曲「I Dance」をリリースし1年ぶりにカムバックした。

ダンス曲としては4年ぶりで、JYPエンターテインメントのパク・ジニョンと再びタッグを組んだのはデビュー曲「今夜の出来事」以来8年ぶりのことだ。しかし、ブランクが感じられない。タンゴリズムが流れる音楽は十分官能的で、揺るぎない高音にセクシーな仕草は全盛期当時と変わらない。

これほどになると、華やかなパフォーマンスを掲げる後輩ガールズグループと対決する覚悟として「奥深さで勝負する」と言う意味がよく分かる。

「奥深さを見てほしいです。歌唱力と表現力に集中して練習しました。実はこの曲は、3月にもらった曲です。私によく似合いそうだと言われ頂いたのですが、歌と振り付けを練習する時間があまりなくて少し残念でした。時間さえあればもう少し多くのことを準備できたのに。歌が音が高すぎるので、練習しながらむせ返って死ぬかと思いました(笑)」

今回の曲のカムバックステージは、破格の形でtvN「SNL KOREA」で行われた。ホストになった彼女は、ボリューム豊かなプロポーションをそのまま露出するかと思えば、猟奇的な扮装も辞さず、むしろクルーから宥められるくらいだったという。もともと変装が好きだというIVYは、ゴラム(「ロード・オブ・ザ・リング」のキャラクター)変装もやってみたいと話した。

「リラックスして活動しているので、本当に嬉しいです。隠すことがないので気楽ですし。これはやったらいけないだろう、という考えをしなくてもいいので、ストレスが少ないです。昨年以来、久しぶりに放送局に出向くので、心臓がドキドキして音程を間違えるくらいでしたが、いまは少し慣れました。やっぱり活動は、休まずに継続してやることが重要だと思います。このように思いっ切り、制限なく活動するのが久しぶりで、とっても幸せです」

仕事の喜びにのめり込んでいるだけに、恋愛も二の次だ。意図せぬ形で私生活で数回注目されてからか、もう公開恋愛はしたくないという。

「後輩たちに『こっそりうまく付き合って』と話しています。以前は私もものすごく結婚したかったんですが、今は違います。仕事が思いっ切りできなかったことが悔しいので(笑) その代わり、お金を貯めています。後々に備えて。私は、男に頼るのが世の中で一番嫌いなんです。いつか良い男性に出会っても、自分の能力で自信を持って生きたいです。それで一生懸命貯金し始めましたが、こんな私、最近の男性の理想のタイプじゃないですか?(笑)」

自らを“好奇心旺盛”と言う彼女は、多方面に関心を持っている。作詞、作曲も直接やっているし、最近はいろんな種類の料理も学んだ。スクリーンゴルフもやっているし、最近は自転車で漢江(ハンガン)に遊びに行く楽しさに夢中だ。猫と犬を飼っているので掃除は“プロ並み”で、ブログも熱心にやった挙句パワーブロガーになった。

「ものすごく楽しいです。料理スクールに通って、韓国料理、中華料理、製パンを学びましたし、個人レッスンでイタリアンも学びました。リゾットやパスタなどが得意です(笑) 最近は生地を選んで自分で服も作ります。コートも作って、鞄も作って。文章書くのも好きです。一人でも本当に楽しいです。男性のことを考える時間がないです(笑)」

彼女は今回のカムバックで、奥深くなった表現力を見てほしいと頼んだ。依然とは違う奥深さが確かにあるという自信だった。

「もう、あからさまにセクシーさだけを掲げるのは大きく関心が持てないみたいです。私が持っている感情、感じをできるだけうまく表現してみたいです。その点をよく見ていただけたら、本当に有難いです。私、本当にこれからは休まずお仕事しますから、見守ってください!」

記者 : イ・ヘリン