“水木ドラマ”視聴率もシンドロームも逃した…反撃はいつ?

OSEN |

韓国の水木ドラマが視聴率とシンドロームの両方の面で、道に迷っている様子だ。

水木ドラマは1位が視聴率10%をやっと超えるくらいで、現在視聴者たちの関心の対象ではない。だからといってブームを巻き起こした俳優もいない。

30日、視聴率調査会社ニールセン・コリアの集計によると、29日午後に韓国で放送された「男が愛する時」は全国基準10.6%の視聴率を記録した。これは前回の放送(11.2%)より0.6%下がった数値だが、依然として1位をキープしている。

同時間帯に放送されたKBS 2TV「天命」は9.8%、SBS「私の恋愛のすべて」は4.0%の全国視聴率を記録した。

月火ドラマ1位のMBC「九家の書」は28日の放送で18.2%を記録し、最近放送終了したKBS 2TV「オフィスの女王」はミス・キム(キム・ヘス)という、伝説となるキャラクターを生み出し、視聴率より人気を実感できるシンドロームを巻き起こしたことと比べると、水木ドラマの雰囲気は一言でいって“低迷”している。

「男が愛する時」はこのような状況の中でかろうじて2桁の視聴率を記録し、面子を維持している。しかしそれも10~11%台に留まっている程度で、残りあと3話となった「男が愛する時」の最後の踏ん張りが必要な時点だ。

放送関係者たちはテレビ以外の窓口から観覧する形態が、現在調査される視聴率に大きな影響を与えると主張する。一理ある意見だが、月火ドラマと比べても遥かに成績が低迷しており、「見るものがない」という反応に対する言い訳にはならなさそうだ。

しかし、反撃のチャンスはある。6月に新ドラマがスタートする。「私の恋愛のすべて」が放送終了すれば、SBSでは「君の声が聞こえる」がスタートし、MBCでは「男が愛する時」の後番組として日本の作品をリメイクした独特なドラマ「女王の教室」が放送スタートする。

記者 : チェ・ナヨン