「MUSTバンドの時代」の皆さん、本当にすごいのを知っていますか?

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写真=「MUSTバンドの時代」第2回スクリーンショット
「MUSTバンドの時代」が成果を上げた。お茶の間を熱狂のステージに変えた。

28日、Mnetのバンドサバイバル「MUSTバンドの時代」(演出:チェ・ヒョジンの)第2回では“タブー”をテーマにしたバンドの対決が放送された。

「MUSTバンドの時代」は毎回6チームが出演し、1対1のバトルを繰り広げ、バンドピープル(評価団)の投票で勝敗が決まる新たな形式のサバイバル番組。「ユン・ドヒョンのMUST」が2ヶ月間トライする番組の中のもう一つの番組だ。ユン・ドヒョンがMC、YBがホストを担当した。

この日の対決のテーマは“タブーに関するすべて”。韓国シンセポップの代表走者Peterpan Complex vs モダンロック第1世代Delispice、進撃のバンドTHORNAPPLEvs 公演の達人Romantic Punch、ニューヨークタイムズが認めたGalaxy Express vs 韓国のグルーブ、クナムグァヨライディングステラ(Goonamguayeoridingstella)が対決した。

Peterpan ComplexはNAMIの「見える」(1985)、Delispiceはハン・デスの「幸せの国へ」(1974)で対決した。両チームとも最初は静かに始まったが、すぐにフェスティバル風の楽しい雰囲気を演出した。

THORNAPPLEとRomantic Punchはアイドルの曲で勝負に出た。それぞれガールズグループf(x)の「ピノキオ(Danger)」、東方神起「呪文-MIROTIC-」を歌った。大胆なアレンジとパフォーマンスで観客を熱狂させた。

Galaxy Expressはキム・ジョンミの「風」でパワフルなロックの精神を表現した。公演直後、ギターを壊し、客席に飛び込む情熱も見せた。クナムグァヨライディングステラは故キム・ヒョンシクの「躊躇しないで」を自分だけのユニークなグルーブで表現した。

3回にわたる対決でPeterpan ComplexとRomantic Punch、Galaxy Expressが決勝に進出した。最終的にRomantic Punchが先週のDaybreakに続き、優勝の栄光を手に入れた。

バンドは70~80年代の禁止曲並びにアイドルの曲にグロテスク、エロティックを加えるなど音楽番組では見られなかったユニークなステージを演出した。“タブー”をバンド特有の反発精神で再解釈した。渾身の力を発揮したバンドの演奏と歌、パフォーマンスは現場の観客はもちろん、視聴者を熱狂の渦に巻き込むに十分だった。

「MUSTバンドの時代」は1回から8回まで1回当たり6チームが出演する。回ごとの優勝チームは最後のファイナルステージで対決する。ラインナップは毎回変わるが、一度出演したバンドがもう一度出演することもある。ただし、優勝チームは最大2回しか出られない。最大50あまりのチームが出演する予定だ。

Mnetは合計1億ウォンの優勝賞金でアルバム制作費を支援し、バンドの活性化を図る。放送期間だけでなく、放送終了後もこれまでテレビでなかなか見ることのできなかったバンドのアルバム発売を積極的にサポートする。韓国で毎週夜11時に放送されている。

記者 : イ・スア