「九家の書」イ・ソンジェ、演技力は台本の完璧な読み込みによるもの

OSEN |

MBC月火ドラマ「九家の書」の俳優イ・ソンジェが悪役で注目されている中、彼の演技力は台本の完璧な読み込みによるものであることが知られた。

あるドラマ関係者はOSENとの取材で「イ・ソンジェは、撮影現場で台本を見なくてもいいほど家で100%覚えてくる。台詞を間違えることもほとんどない。その完璧さに皆舌を巻くほどだ」と話した。

「九家の書」は、半人半獣のチェ・ガンチ(イ・スンギ)が本当の人間になっていく過程を描く、ファンタジーロマンス活劇だ。イ・ソンジェが演じるチョ・グァヌンは、無力な貧しい家に生まれ、武科に合格した後、ただひたすら立身出世や成功のためだけに人々を踏みにじる人物だ。ユン・ソファ(イ・ヨニ)の父に逆某罪を着せて死なせ、ユン・ソファを官妓(朝鮮時代の官庁所属の芸者)にした悪人だ。チェ・ガンチと彼をさんざんつけ回す悪縁チョ・グァヌン(イ・ソンジェ)の関係も、ドラマの大きな観覧ポイントである。

これぞ“怒りの誘発者”と評価されているイ・ソンジェは、1997年「イェスタディ」でデビューして以来16年ぶりに時代劇に出演し、輝きを放っている。イ・ソンジェは「新しい役柄のジャンルに挑戦したく、『九家の書』への出演を決心した。現代劇とはまた違うキャラクターで新しい姿をお見せしたい」と伝えた。

韓国で14日に放送された第12話では、チェガンチがユン・ソファとク・ウォルリョン(チェ・ジニョク)の息子だということに気付くチョ・グァヌンの姿が描かれ、興味を誘った。

記者 : チェ・ナヨン