パク・シフ不起訴…果たして放送復帰は可能だろうか?

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写真=TVレポート DB
韓流スターから一夜にして強姦容疑者に転落して袋叩きの目に遭ったパク・シフが、検察から不起訴処分を受けて自由の身となった。

被害女性のA氏が9日、告訴を取り下げたからだ。告訴取り下げの理由は公開されていない。

パク・シフが不起訴処分となったことにより、放送復帰への可能性とその時期に世の中の関心が寄せられている。パク・シフのように現代劇と時代劇の演技が両方可能な若手男性俳優を探すことは非常に難しいからだ。

しかしドラマ監督の多くは、パク・シフが置かれた状況を残念に思いながらも、放送復帰には懐疑的な反応を見せている。犯罪を犯したかどうかはともかく、彼は俳優としてのイメージに大きなダメージを受けたからだ。

あるドラマ監督は10日、TVレポートとの取材で「パク・シフが社会的な物議を起こした点、ファンと視聴者を失望させた点は事実だ」とし「復帰に先立ち、本気で自粛しなければならない。それから演技者として新しく自分を整える努力が必要だ」と指摘した。

もう1人の監督は「俳優はイメージを食って生きる職業だ。パク・シフはイメージに大きなダメージを受けたから、今後10年くらいは放送復帰が難しいと思う。10年後に復帰するとしても、その時はパク・シフの年齢が40代後半になる。主演を務めるのは不可能ではないかと思う」とパク・シフの放送復帰に否定的な反応を見せた。

一方、2010年に放送されたKBS 2TVドラマ「王女の男」の責任プロデューサーとしてパク・シフと一緒に仕事をした経験のあるチェ・ジヨン監督は「多くの監督がイメージ損傷を理由にパク・シフの放送復帰に懸念を示しているのは事実だが、パク・シフと一緒に仕事をしたことのある関係者たちは彼が復帰できるように助力してくれるだろう」とパク・シフの放送復帰を楽観視した。

チェ監督は「ドラマは様々な人生を描くジャンルだから、大変な時こそ手を差し伸べなければならない。もちろん社会的な物議を起こしたため、パク・シフ本人が復帰しようとしない可能性はあるだろうが、私は自分が企画している作品が通りさえすれば、パク・シフを積極的にキャスティングするつもりだ。周りのドラマ監督たちにもパク・シフのキャスティングを勧めている」と付け加えた。

記者 : イ・ウイン