麻酔薬常習疑惑の女優たち「患者だっただけで、依存性はなかった」疑惑を否定

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マイデイリー DB
麻薬類に分類されている睡眠導入剤プロポフォールを常習投与した疑惑(麻薬類管理に関する法律違反)を受け、在宅起訴された女優パク・シヨン、イ・スンヨン、チャン・ミイネが、依存性の有無について繰り返し否定した。

8日午前10時10分、ソウル中央地方裁判所の523号法廷では刑事9部のソン・スジェ判事の審理でパク・シヨン、イ・スンヨン、チャン・ミイネに対する第2回公判が行われた。同日、裁判は当事者たちと弁護人が全員出席した中で行われた。

同日の公判でパク・シヨン側の弁護人は、「今回の事件の構成要件を見ると、医師の犯罪行為だ。患者は医療行為の相手であるだけだ。プロポフォールの投与は、医者が判断することである。患者が共謀したことでなければ、医師の裁量による」とし、「現在、医師たちが医療目的だと主張しながら容疑を否定しているが、もし習慣的に投与したとしても患者は分からない。対向的共犯になりうるかを理論的に検討してほしい」と裁判部に要請した。

また、パク・シヨン側のもう一人の弁護人は「犯行回数の関連証拠記録が、2012年3月5日までしか提出されていない。その後の投与も共に起訴されているため、カルテを提出してほしい」と検察側に要求した。

チャン・ミイネ側の弁護人は、「現在、被告人5人が一緒に裁判を受けているが、(チャン・ミイネと)無関係の内容が多い。特に、三人は同じ病院の患者であるだけで、企んだ事実もなく、お互いに連絡を取ったこともない」とし、「被告人チャン・ミイネに関する分類、特定が必要だ」と要請した。

イ・スンヨン側の弁護人は「投与した事実は認めるが、習慣的な投与の容疑は否認する」とこれまでの立場を貫いていた。

ソウル中央地検強力(凶悪犯罪)部は、先月13日にプロポフォール常習投与の疑いでパク・シヨン、イ・スンヨン、チャン・ミイネを在宅起訴し、またヒョニョンを罰金刑で略式起訴したと明らかにした。また、プロポフォールを不正使用した疑いで、医師2名と投与を受けた1名を含めた3名は拘束起訴された。

検察によると、パク・シヨンは185回、イ・スンヨンは111回、チャン・ミイネは95回にわたってプロポフォールを投与した疑惑を受けており、ヒョニョンは42回にわたってプロポフォールを投与した疑いを受けている。

先月25日に開かれた第1回公判でパク・シヨン、イ・スンヨン、チャン・ミイネは弁護人側を通じて「投与した事実は認めるが、医者の処方によって医療の目的で使用した」と習慣的な投与の疑いを否認した。

パク・シヨン、イ・スンヨン、チャンミイネの第3回公判は、4月22日の午前10時10分から同裁判所で行われる。

記者 : チェ・ドゥソン