さすがノ・ヒギョン!「その冬、風が吹く」すでに最終回も脱稿

OSEN |

さすがノ・ヒギョン脚本家である。スター脚本家らしい抜群の筆力で、作品の完成度を期待させている。

水木ドラマ1位に輝くSBS「その冬、風が吹く」の最終回の台本が完成した。全16話での放送を予定している「その冬、風が吹く」は、現在7話まで放送されている。今週から中盤に入り、より興味深い展開になると期待される中、ノ脚本家はすでに最終回の16話まで全て書き終え、最後の修正をしているという。

4日午後、同ドラマのある関係者はOSENに「すでに16話の最終回まで台本が完成したという。俳優には15話まで渡された。台本をその場で一枚ずつ渡すことがないことで有名なノ脚本家の筆力は、今回も期待を背かなかった。速いスピードはもちろん、完成度の高い素晴らしい作品を書く。期待しても良いだろう」と話した。

ほとんどのドラマが放送を始めてからよく生放送レベルの撮影をしたり、台本をその場で渡すことの多い雰囲気の中、ノ脚本家はかなり異例だ。彼女は「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」をはじめ、常に事前に台本を執筆し、完成度を高めることに力を入れた。「限りない愛」のキム・スヒョン脚本家と共に、韓国のドラマ脚本家のうち、予め台本を全部書き上げる数少ない人物の一人だ。

これに支えられ、撮影も他のドラマに比べスピーディーに進められている。関係者は「現在12話の撮影が終了し、今週からは13話の撮影が始まったと聞いている。Aチーム、Bチームに分けて撮影するわけでもなく、キム・ギュテ監督が一人で全ての撮影を指揮しているが、すでに多くの撮影を終えている」と述べた。

このように台本と撮影のスケジュールが計画通り進む場合、ドラマの完成度は保障されるしかない。俳優の立場では予め台本を十分熟知し、最高の演技をすることができるだけでなく、制作陣も撮影と編集などにおいて、比較的時間に追われることがないため、クオリティを高めるために努力できる。

これに関し、テレビ局のある関係者は「『その冬、風が吹く』が出来の良い台本、抜群の演出力、俳優の完璧な演技力など、あらゆる面で高く評価される理由は、このように徹底した制作陣と俳優の作業、そして息が合ったためだ」と分析した。

記者 : ユン・ガイ