「7番房の奇跡」本日600万人突破“奇跡的なスピード”

OSEN |

映画の興行収入は、やはり制作費よりも内容に左右されるものだ。旧正月の大作映画の中では比較的に低予算な映画に属する「7番房の奇跡」が、新年初の観客動員数600万人を突破し、興行収入ランキング1位を獲得している。

「7番房の奇跡」は、強大なマルチプレックスチェーンを保有しているCJのライバル会社であるNEWが配給した作品だ。再び、映画の興行成績が力で解決できるものではないという真理を立証した。映画の興行成績は神のみぞ知る? しかし観客だけは真実を語る。

配給会社NEW側によれば「7番房の奇跡」は、公開19日目である10日午後1時20分、全国観客動員数600万人を突破した(配給会社集計)。「家族皆で必ず観なければならない映画になった『7番房の奇跡』の人気ぶりは、韓国の祝日である旧正月連休を迎え、一層熱くなった」と話す。

実際に「7番房の奇跡」の勢いは凄まじい。公開4日目にして観客動員数100万人、6日目で200万人、10日目で300万人、12日目で400万人、16日目で500万人、19日目で600万人を突破した。公開3週目に入ったにもかかわらず、少しも勢いは衰えず、興行収入ランキング1位と予約率1位を再び獲得するなど、軌跡のような人気ぶりを見せている。

特に、リュ・スンワン監督の映画「ベルリンファイル」の公開の時、しばらく1位を奪われたが、それをすぐに奪還した。そのため、映画界では「7番房の奇跡」が1000万人を突破すると予想されている。

6歳並みの知能で、娘を最愛する「ヨング」を熱演したリュ・スンリョンの底力が際立つ「7番房の奇跡」の600万人を突破するスピードは、彼の最高のヒット作であり1200万人の観客を動員した「光海、王になった男」の20日、2011年の夏の「神弓 KAMIYUMI」の34日よりはるかに速い。

ヒューマンコメディージャンル史上最短の興行収入だけでなく、最高の観客動員数を記録すると期待されている「7番目の贈り物」の最終成績に、映画界内外で注目されている。

記者 : ソン・ナムォン