「新しき世界」チェ・ミンシク&イ・ジョンジェ&ファン・ジョンミン、完璧なスーツファッションを披露

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写真=NEW
韓国版ノワールアクション映画「新しき世界」(監督:パク・フンジョン、制作:サナイピクチャーズ、配給:NEW)の主演俳優イ・ジョンジェ、チェ・ミンシク、ファン・ジョンミンのスーツファッションが、一つの見どころになっている。

映画「新しき世界」は、韓国最大の犯罪組織であるゴールドムーンに潜入した刑事と、彼を取り巻く警察と犯罪組織の間で繰り広げられる陰謀、義理、裏切りを描いた作品で、香港映画「インファナル・アフェア」を思い浮かばせる韓国版ノワール映画だ。

組織を描いた映画の特性上、この作品でも多様なスーツファッションが登場する予定だ。イ・ジョンジェ、チェ・ミンシク、ファン・ジョンミンは、お互い異なるイメージを持った俳優であるだけに、それぞれのスーツファッションも違う。

まずイ・ジョンジェは、グラビアに出るような、すっきりとしたスマートなスーツ姿で注目を集める予定だ。芸能界の代表的なファッショニスタであるイ・ジョンジェは、最近流行している変形したフィットスーツではなく、ジャストフィットのクラシックな正統派スーツに肩を少し強調するパワーショルダーを加え、繊細なルックスではなく、強い男性像を強調するという真逆の戦略をとった。最近あまり見なくなっている正統派スーツ姿で女性の心を掴む予定だ。

またチェ・ミンシクは、カジュアルな刑事ファッションを披露する。前作「悪いやつら」で、いわゆる“パンダル(やくざでも一般人でもない人物)ファッション”を披露し話題を呼んだチェ・ミンシクは、家族もなく仕事しか知らない仕事中毒の刑事らしく、買ったばかりの服を着ても10年以上着ているような、また10年着ても1年しか着ていないような、気楽でカジュアルなスーツファッションを着こなした。

ファン・ジョンミンは、スーツではあまり使わないホワイトのダブルジャケットなど、彼ならではの独特なカラーとフィット感でボスファッションを演出する。冗談が好きで、部下を自分の家族のように思うロマンチックな姿と、やる時は徹底的にやる冷酷さを兼ね備えたチョン・チョン役を表現するため、キャラクターの自由さとロマンチックな性格をいかし、人とは異なるカラーを合わせ、ホワイトのジャケットにブラックのパンツなど、上下の色を合わせない、ボタンをあえて掛けない、素足で靴を履いてサングラスをかける、といった自分ならではのファッションを完成させた。

このように俳優の個性とキャラクターの性格が反映された「新しき世界」のスーツファッションは、映画のもう一つの見どころになり、人々に見る楽しさを与えるだろう。

「新しき世界」は、韓国で2月21日に公開される。

記者 : ペ・ソニョン