「7番房の奇跡」週末122万人動員…興行ランキング1位に導いたリュ・スンリョンの“切なさ”

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写真=「7番房の奇跡」キャラクターポスター
ヒューマンコメディー映画「7番房の奇跡」(監督:イ・ファンギョン、制作:ファインワークス)が公開初週、122万人もの観客を動員し、順調な滑り出しを見せた。

21日映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計によると、「7番房の奇跡」は今月25日から27日までの3日間、122万8672人を動員し、興行ランキング1位となった。23日に封切られた「7番房の奇跡」の累積観客数は161万8338人と集計された。

「7番房の奇跡」はある日、予期せぬ事件に巻き込まれ、濡れ衣を着せられて刑務所に収監されるヨング(リュ・スンリョン)と刑務所の7番の部屋の友達がヨングの娘イェスン(カル・ソウォン)を刑務所に招待するために繰り広げるハプニングを描いている。

忠武路(チュンムロ、韓国映画産業の中心地)で主流スターとなっているリュ・スンリョンの初の主演作である「7番房の奇跡」。荒く野生的だったリュ・スンリョンは切実で切ない父に変身し、様々な姿を惜しみなく披露した。特に真心が感じられる父性をリュ・スンリョンだけの感性で表現し、観客の涙腺を刺激した。

一時スクリーンを掌握していたパク・シニャンの「結界の男」(監督:チョ・ジンギュ)は「7番房の奇跡」が公開されたことで、1位の座を明け渡すことになった。

「結界の男」は同期間、47万9657人(累積346万5750人)で2位となった。3位は子供たちに絶大な人気を誇る「ポロロ劇場版スーパーそり大冒険」(監督:パク・ヨンギュン)が29万4514人(累積34万592人)を集め、後を継いだ。

この他「モンスター・ホテル」(監督:ゲンディ・タルタコフスキー)が17万8681人(累積70万6732人)で4位に、「レ・ミゼラブル」(監督:トム・フーパー)が15万5416人(累積562万8942人)で5位にランクインした。

記者 : チョ・ジヨン