2013年上半期、歌謡界の話題TOP7

OSEN |

「今年は1月から歌手たちの戦争だ」

今月1日、少女時代の賑やかなカムバックを皮切りに、MBC「無限に挑戦」の音源や人気アイドルグループのユニット活動などで、各音楽番組はオフシーズンと呼ばれる1月から、カムバックでぎっしり埋まった。各地上波放送で新しくスタートするドラマには、人気アイドルスターが存在感のある役にキャスティングされ、魅力を発揮する予定だ。オフシーズンもなくスタートした今年の歌謡界は、特に上半期に“決定的”な瞬間が相次ぐ予定だ。

YGのガールズグループはサバイバルデビューで“話題”を予約し、ロイ・キムも今月中にカムバックする予定だ。IUと2PMは久しぶりにカムバックし、昨年の“物議”を乗り超えるミッションに直面すると思われ、BEAST ユン・ドゥジュンはKBS「IRIS 2」で役者に挑戦、BEASTの“領域拡張”という重荷を背負うことになった。東方神起のユンホは、SBS「野王」でドラマに再挑戦し、CNBLUEは韓国デビュー以来初めて自作曲をタイトル曲に選定した。

YG不敗の神話は続くのか?ガールズグループ出撃

YGエンターテインメントは15日に、新しいガールググループ関連のサイトを公式オープンし、予備メンバーの映像を公開する。ここで注目すべき点は、彼女らが予備メンバーということだ。昨年公開した一部のメンバーの中でも排除されたメンバーがいる状態で、これらメンバーは大衆が見守る中、サバイバル競争を経てガールズグループに合流することになる。YGは昨年スターはもちろん、新人歌手でも良い成績を収めたことがあり、不敗神話が続くのかに関心が集まっている。

ロイ・キムのデビューはホットになるのか

Mnet「SUPER STAR K4」の優勝者ロイ・キムは、今月末頃、優勝記念アルバムを発売し、プロデビューする。イケメンな外見に“オムチナ(母親の友達の息子の中で最も勉強が出来て性格も良く、何でも出来る完璧な男)”のイメージまで、今までの優勝者のうち、最もスター性が高いと評価される彼が、どれほどの威力を見せてくれるかに対する期待が高い。特に共にスターとなったチョン・ジュニョンは契約問題で今後のアルバムのリリースが不透明で、ロイ・キムがしばらくの間「SUPER STAR K4」の代表走者の役割をすると思われる。番組が終わってから3ヶ月目となっており、彼が当時の熱かった話題性を回復できるかに感心が集中している。

ユン・ドゥジュン、BEASTの全盛期を延長?

ユン・ドゥジュンは韓国で2月から放送スタートするKBS「IRIS 2」で正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品)に挑戦する。存在感も予想より大きい。ドラマでイ・ダへをめぐり、チャン・ヒョクと魅力対決を繰り広げる役で、ロマンスはもちろん、アクションまでこなさなければならない。先日のカンボジアロケでは、期待以上のアクション演技を披露し、期待されているという。BEASTはメンバーのチャン・ヒョンスンと4Minute キム・ヒョナのユニットTrouble Maker、ヤン・ヨソプの成功的なソロデビューなどで、歌謡界での立場を強固にしている。ユン・ドゥジュンがドラマで“ナムチンドル(彼氏にしたいアイドル)”から逃れ、魅力的な男性としての魅力のアピールできれば、昨年「美しい夜だ」以来、伸び悩んでいた成績を十分回復すると思われる。

IUは再び明るく笑えるのか

IUは3~4月頃にカムバックすると思われる。昨年SUPER JUNIOR ウニョクと撮った写真を誤って公開しネットを騒がせた彼女は、今回新しいアルバムでデビュー以来、最も大きく注目されると思われる。シンガーソングライターとして自身ならではの色を強めていただけに、今回のカムバックで、全く新しい姿を見せる可能性もなくはない状態だ。心的に苦労したであろうIUが、今回どのようなカードを切り出すのか、ファンの間ではすでにあらゆる意見が殺到している。IUはドラマ出演も検討しており、カムバック日程が多少変わる可能性はある。

CNBLUE、トップバンドとなるのか

CNBLUEも重要なターニングポイントを迎えた。14日に新しいアルバム「Re:Blue」を発表する彼らは、デビュー以来初めて、ジョン・ヨンファの自作曲をタイトル曲に選定した。これに先立ち公開されたタイトル曲「I'm sorry」のサビは、強烈なロックの色を高め、より“強い”サウンドを披露した。今までメンバーがドラマの出演で成功したことで、マルチエンターテイナーとして生まれ変わった彼らが、ヒット作曲家ではなく、自ら作った曲で韓国のファンの前に自信を持って立つ。若いシンガーソングライターとして脚光を浴びているだけに、CNBLUEが今回の曲でホームランを打てば、名実ともに最もホットなバンドとして認められるだろう。

ユンホ、東方神起のプライドを守れるのか

14日は東方神起にとってもとても重要な日だ。2009年MBC「地面にヘディング」で意欲的にドラマに挑戦したが、苦戦したユンホが、SBS「野王」で再び大衆の前に立つ。彼は財閥グループの息子にキャスティングされ、女性視聴者が好むカリスマ性と優しさを兼ね備える人物を演じる。ドラマでスエの年下の恋人役で、クォン・サンウとの魅力対決が必然的だ。セクシーなパフォーマンスで10代だけでなく、20~30代の女性から人気を集めている彼が、ドラマでも成功するかに関心が集中している。

2PMは野獣アイドルを復活させるのか。

セクシーコンセプトはガールズグループが制覇した歌謡界に、久々に野獣アイドルが登場する予定だ。昨年ニックンの飲酒運転事故でカムバックを延期した2PMが、6~7月頃にカムバックすると思われる。久しぶりに登場する“タフ”な男性グループのステージになる見込みだ。また、彼らの位置づけも更に高くなる。2PMは4月20~21日、日本東京ドームで「LEGEND OF 2PM」というタイトルで、単独コンサートを開き、トップの韓流グループであることを証明する予定だ。今回のカムバックは2011年6月「HANDS UP」以来ほぼ2年ぶりで、ファンはもちろん、野獣アイドルを待ち望んでいた大衆からも注目を浴びると思われる。

記者 : イ・ヘリン