キム・ソンギュン、デビュー1年目にして“新人らしくない輝かしい活躍”

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写真=マイデイリー DB
俳優キム・ソンギュンが、またも自身の存在感を発揮した。

キム・ソンギュンは20日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)KBSホールで開かれた第49回大鐘賞(テジョン)映画祭にて、映画「隣人」で新人男優賞を受賞した。

彼は今回の新人賞受賞で、今年の百想(ペクサン)芸術大賞 映画部門男性新人演技賞、釜日(プイル)映画賞 新人男性演技賞、そして大鐘賞映画祭 新人男優賞の3冠を達成した。また、11月7日に開かれる韓国映画評論家協会賞授賞式でも新人男優賞を受賞する予定である。

キム・ソンギュンの活動は特別としか言いようがない。デビュー1年目にして新人賞を総なめにし、脇役から主演として急スピードで飛躍した。また、これからの公開を控えた映画も多数ある。

彼は2月に公開した映画「悪いやつら」でデビューを果たした。田舎臭いおかっぱ姿で登場し、実際にヤクザのような感じをかもし出した彼は、映画1本で忠武路(チュンムロ、韓国映画産業の中心地)の有望株として急浮上し、9時のニュースにまで登場したほどだ。

「悪いやつら」の台本読み合わせの時にあまりにも緊張したせいで、他の人のセリフまで読んでしまったキム・ソンギュンだが、脇役だったデビュー作とは違い、2作目の映画「隣人」ではキム・ユンジン、チョン・ホジン、キム・セロンなどそうそうたる俳優たちとともに主演の一人を務めた。

その後もキム・ユンソク主演の「サウスバウンド/南へ走れ」、パク・シニャン主演の「結界の男」、キム・スヒョン主演の「シークレット・ミッション」など、忠武路の期待作に立て続けにキャスティングされるなど、デビュー1年目の新人らしくない活動を続けている。

演劇俳優として磨き上げた演技を土台に、重みのある演技力と存在感を発揮しながら次々と2作品をヒットさせ、たったデビュー8ヶ月で観客に彼の名前を信じて映画館へ足を運ばせることを可能にした俳優キム・ソンギュン。11月に開かれる青龍(チョンリョン)映画賞でも新人賞を受賞すると、キム・ソンギュンは今年のメインの映画祭で新人賞を総なめすることになる。新人らしくない新人キム・ソンギュンの次の歩みに期待がかかる。

記者 : キム・ミリ