第49回大鐘賞映画祭“スターたちの言葉!”

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写真=(上から)イ・ビョンホン&チョ・ミンス、リュ・スンリョン&キム・ヘスク、キム・ソンギュン&キム・ゴウン
30日午後7時40分、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島洞(ヨイドドン)のKBSホールで開催された「第49回大鐘賞映画大賞」に数多くの映画関係者が訪れ、忘れられない言葉を残した。

この日の映画祭の主人公は、観客動員数1000万人を突破した「王になった男」だった。最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞などの主要3部門を含む計15部門を受賞した「王になった男」は、観客動員数1000万人を突破したことに続き、大鐘賞映画祭でも賞を独占、気持ちの良い一日を過ごした。

一方、第69回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した映画「嘆きのピエタ」は、審査員特別賞と主演女優賞の2部門だけの受賞に留まった。また、もう一つの観客動員数1000万人の映画「10人の泥棒たち」も、キム・ヘスクの助演女優賞以外は、これといった成果を出せなかった。

だが受賞の結果に関係なく、スターたちのセンスある言葉が映画祭の雰囲気を盛り上げた。

以下は、今年の大鐘賞映画祭に参加したスターたちが残した言葉である。

「夢で見たことは実現しないというがどうやら違うようだ。昨晩、賞をもらう夢を見たが本当のことになった。『悪いやつら』が僕を救ってくれた作品ならば、『隣人』は僕に人口呼吸をしてくれた作品だ」(新人男優賞を受賞したキム・ソンギュン)

「一言いいます。アン・ソンギさんが僕が映画300本を制作したと紹介しましたが、150本です」(映画発展功労賞を受賞した韓国上映館協会会長のクァク・ジョンファンが、功労賞を授賞するためにステージに上がったアン・ソンギの言葉に対して)

「男性なのに背中が露出した衣装がセクシーですね」(MCのシン・ヒョンジュン、お祝いのステージを披露した東方神起の衣装を見て)

「ノミネートされたことだけでも光栄です。もっと頑張って来年は助演女優賞の候補に挑戦したいです」(新人女優賞を受賞することができなかったことに対するmiss A スジの言葉)

「『王になった男』で賞をもらったが、『僕の妻のすべて』について感想を言います。大丈夫ですよね?チュ・チャンミン監督様?僕の上達した手のテクニックのために辛い思いをした江陵(カンルン)にある牧場の名前も知らない乳牛に申し訳ない気持ちと感謝の気持ちを伝えたいです」(助演男優賞を受賞したリュ・スンリョン)

「イケメンにしましょう」(リュ・スンリョンが感想でイケメン俳優ではない俳優としてソン・ガンホとキム・ユンソクなどに言及したことに対するシン・ヒョンジュンの言葉)

「全ての母役を演じてきた女優を、皆に愛される素敵な女優として作り上げてくれたチェ・ドンフン監督に感謝します。また、遠いところにいらっしゃるサイモン・ヤムにも感謝の言葉を伝えたい」(助演女優賞を受賞したキム・ヘスクの感想)

「僕は編集監督に先にご挨拶したいです。全部編集されるのは空しいので」(現場に到着したら、一番先に誰に挨拶するのかという質問に対するシン・ヒョンジュンの回答)

「『どうしよう?』はアドリブだったんですか?」(シン・ヒョンジュン)

「『どうしよう?』こんな風にしたと思います」(チョ・ジョンソク)

「まなざしがチャン・ドンゴンさんに似てますね」(シン・ヒョンジュン)

「どうしよう?マジで?こんな時はどうしよう?」(チュ・ジョンソク、中間のインタビューをしながら)

「本日はまさに『王になった男』が賞を総なめにしてますね。本当にすごいです」(授賞者としてステージに上がった俳優コリョンが、撮影賞の「王になった男」イ・テユンを呼びながら)

「一つ告白することがありますが、映画のエンディングクレジットに僕の娘の名前を入れました。監督、許してくれますよね?」(「王になった男」で映像技術賞を受賞したチョン・ジェフンの感想)

「2012年は、僕と同姓同名のキム・ギドク監督が『嘆きのピエタ』という作品でベネチア国際映画祭の最高賞に当たる金獅子賞を受賞しました。韓国の映画界において想像もできなかった金字塔を築き上げました。それで今年の審査員特別賞はキム・ギドク監督に全員一致で決まりました」(審査委員長キム・ギドク)

「今日は特にパートナーが素晴らしいです。チョ・ミンスさんは本日主演女優賞の候補にノミネートされたし、海外映画祭での快挙も本当におめでとうございます。羨ましいです」(イ・ドクファ、授賞者としてチョ・ミンスと一緒にステージに上がったことに対して)

「これ何で開かないのかと思ったら、異常にくっついているんだな。銀行に補完しておいたものよりキツイ」(イ・ドクファ、上手く開けない受賞者カードを開けながら)

「まさに『王になった男』の日です。おめでとうございます」(シン・ヒョンジュン、チュ・チャンミン監督の監督賞が発表されると)

「キム・ハヌルさんは今後、新しい作品でどんな男性俳優と共演したいですか?」(パク・ヘイル)

「是非パク・ヘイルさんと良い作品で共演できたらと思います」(キム・ハヌル)

「僕もそうしたいです。どんな作品であれ是非共演したいです」(パク・ヘイル)

「パク・ヘイルさんも女優さんたちによく理想の男性として選ばれますが、記憶に残る女優さんはいますか?」(キム・ハヌル)

「全て過去のことです。キム・ハヌルさんが一緒に共演してくれるとおっしゃったので楽しみに待っています」(パク・ヘイル、授賞するためにステージに上がったパク・ヘイルとキム・ハヌルの対話)

「本人がこの席にいたら、家族をとても大事にする人なのでお母さんに感謝の言葉を伝えたはずです。そして最後の言葉は愛するその人に喜びを伝えたと思います。ありがとうございます」(主演男優賞を受賞したイ・ビョンホンの代理受賞者の感想)

「私の甥がこんな話をしたことがあります。友達が叔母さんの名前を知らないと。だけど今はその友達がチョ・ミンスという名前を知っているといいます。このように俳優は人々に忘れられず、名前で呼ばれる時が一番気持ち良いと思います。ありがとうございます」(主演女優賞を受賞したチョ・ミンス)

「はい、本日は『王になった男』の日です」(キム・ジョンウン、最優秀作品賞で『王になった男』が呼ばれると)

「非常に嬉しいですが、多くの映画関係者の皆様に申し訳ない気持ちもあります。僕たちもこんなに多くの賞を受賞するとは思いもしなかったんです。申し訳ないという言葉を伝えたいです」(「王になった男」の制作陣)

記者 : チョン・ヒョンジン