チェ・ミンシク vs イ・ビョンホン、本日“大鐘賞”の主人公となるのは

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しのぎを削る年末映画祭授賞式の男女主演賞の競争が始まった。スタートは、30日開催される第49回「大鐘(テジョン)賞映画祭」である。

大鐘賞映画祭の授賞式は、同日午後7時ソウル汝矣島(ヨイド)KBSホールで行われる。この日の授賞式はKBS 2TVで生中継される。この授賞式では投票で作品を選定していたこれまでの制度から脱し、最高10点から最低5点まで点数化して評価する方式を導入し、いつも問題になっていた“公正さ”を最優先するとしている。

特に、今回の授賞式ではいつよりも男女、新人俳優の激しい競争が予想されている。それだけ、豪華な候補群が浮き彫りになっているのだ。

主演男優賞にはチェ・ミンシク(「悪いやつら」)、イ・ビョンホン(「王になった男」)、キム・ミョンミン(「ペースメーカー」)、ファン・ジョンミン(「ダンシング・クィーン」)、アン・ソンギ(「折れた矢」)が候補になり、主演女優賞はチョ・ミンス(「嘆きのピエタ」)、キム・ゴウン(「ウンギョ」)、オム・ジョンファ(「ダンシング・クィーン」オ)、ファン・ジョンミン(「ミンクコート」)、イム・スジョン(「僕の妻のすべて」)らが候補となった。

シンドロームを巻き起こし専門家と大衆から絶賛されたチェ・ミンシク、1千万観客を超えた「王になった男」の主役イ・ビョンホン、そして第69回ベネチア映画祭授賞式で惜しくも主演女優賞を逃したチョ・ミンス、大胆な演技変身を披露したイム・スジョンなど、誰一人栄誉の主人公になれない人はいない、力強い顔ぶれとなっている。

作品賞には「嘆きのピエタ」「折れた矢」「王になった男」「ウンギョ」「トガニ 幼き瞳の告発」の5本が候補に選定された。

新人女優賞はmiss A スジ(「建築学概論」)、Ara(「ペースメーカー」)、ユ・へジョン(「タスリ」)、カン・ウンジン(「嘆きのピエタ」)、キム・ゴウン(「ウンギョ」)らが候補に選定され、新人男優賞の候補にはチョ・ジョンソク(「建築学概論」)、キム・ソンギュン(「悪いやつら」「隣人」)、ウホン(「嘆きのピエタ」)、チェ・ダニエル(「共謀者」)らが選定され競争を繰り広げる。

記者 : チェ・ナヨン