「優しい男」イ・サンヨプ“ゲイという設定に悩んだ”

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写真=ムン・スジ
KBS 2TVドラマ「優しい男」(脚本:イ・ギョンヒ、演出:キム・ジンウォン、イ・ナジョン)に出演している俳優イ・サンヨプが、劇中の設定に対して言及した。

イ・サンヨプは24日、TVレポートとのインタビューで「ゲイという設定だと聞いて、たくさん考えた」と話した。

イ・サンヨプは「優しい男」で幼い頃からテサングループの一人娘ソ・ウンギ(ムン・チェウォン)を見守ってきた法務チームのパク・チュナ弁護士として出演している。第1話でパク・チュナは、ソ・ウンギのセリフによってゲイであることが明らかになった。しかしこれはソ・ウンギを愛しているパク・チュナの嘘だった。パク・チュナは幼い頃からひたすらソ・ウンギだけを思っていた。

このため、ポータルサイトNAVERにはイ・サンヨプの関連検索語として「イ・サンヨプ ゲイ」という言葉まで取り上げられている。これに対してイ・サンヨプは「もっと詳しい説明を期待しましたが、今後展開される内容が多いのでどうなるか分からない」と話を始めた。

続いて「最初、劇中の設定がゲイだと聞いて、どう演技すればいいのか悩んだ。男性、あるいは女性キャラクターのように、ゲイというイメージを端的にどう表現すればいいのか考えた。一人でいる時には男らしいが、小さい仕草をする時にはちょっと違う感じで演じたが、今は最初からその設定がなかったように演じている」と明らかにした。

また「当初パク・チュナは『クリームのように穏やかで優しい男』だった。それに男らしさを加えた。ソ・ウンギを見つめるパク・チュナの眼差しは愛おしいが、他の人には冷たい。きりっとした面は生かし、穏やかな面は少し抑えた。アン・ミンヨン(キム・テフン)とカン・マル(ソン・ジュンギ)の真ん中くらいを守ろうとした」と話した。

「優しい男」は自身の全てを捧げて愛した女性に裏切られ、復讐を始めるカン・マル、人生の中に飛び込んだ男と恋に落ちてしまうソ・ウンギ、愛していた男をがけっぷちに追い込むしかなかったハン・ジェヒのストーリを描いた作品で、10話連続同時間帯での視聴率1位(AGBニールセン・メディアリサーチ集計全国基準)を記録している。

記者 : チェ・ミンジ