「タッチ」に2人の“キム・ジヨン”…31歳差の同名女優が共演

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女優キム・ジヨンと子役キム・ジヨン 写真=ミン・ビョンフンフィルム
同名の女優が一つの映画に登場した。

第17回釜山(プサン)国際映画祭(BIFF)で「韓国映画の今日‐パノラマ部門」に招待された映画「タッチ」でのことである。親友同士である俳優のユ・ジュンサンと監督のミン・ビョンフンがそれぞれ主演と演出を担当した。ミン・ビョンフン監督は、ヒロインも知り合いのキム・ジヨン(39)に依頼した。ところがこの映画にはもう一人のキム・ジヨンも出演している。映画で、女優キム・ジヨンの娘として出演した子役の名前もまたキム・ジヨンなのだ。

現在小学校1年生のキム・ジヨンは5日、初の公式GV(Guest Visit:観客との会話)上映に参加し、最年少のGV参加女優という記録を打ち立てた。かわいいルックスだけでなく演技もうまく、観客の注目を浴びた。

白いドレスを着て舞台挨拶をした子役キム・ジヨンは撮影中、最も記憶に残るシーンは何だったのかというモデレーターの質問に「暗い路地でお母さんに叱られるシーンが一番記憶に残っている」と恥ずかしそうに答えたが、母親役のキム・ジヨンは「残念ながらそのシーンは編集された」と話し、会場は笑いに包まれた。

女優キム・ジヨンは「同じ名前のキム・ジヨンです」と子役のキム・ジヨンを紹介し、「ジヨンの演技が上手で、私が危機感を感じた。それに、娘が誰かに傷つけられるシーンではたくさん泣いた」と話し、また「撮影中、幸せだった」と語った。

子役キム・ジヨンはSBS連続ドラマ「私の人生の恵みの雨」に出演し、現在、OCN「バンパイア検事2」にも出演している。映画は「タッチ」がデビュー作だ。

ミン・ビョンフン監督は「キム・ジヨンは、「タッチ」の撮影当時は7歳で、背も低かったが1年ぶりの今は本当に成長した。母親役のキム・ジヨンと同名なので、撮影現場では色々な出来事があった。今後、母親役のキム・ジヨンのように演技がうまくなるはずだ」と賞賛した。

「タッチ」は11月に韓国で公開される。

記者 : ペ・ソンヨン