UV、コンサートを無料公演に切り替え…チケット販売不調に大胆な決定

OSEN |

グループUVが、コンサートチケット全面無料化を宣言し、視線を集めている。

UVユ・セユンの所属事務所KOENスターズ側は、6日から二日間オリンピック公園内オリンピックホールでのソウルコンサートを皮切りに全国ツアーコンサートを控えている状況の中で2日、コンサート決定取り消しに対する公式謝罪と共に、場所を変えて無料公演を準備していることを伝えた。

当初UVはソウル・釜山(プサン)・大邱(テグ)・大田(テジョン)・光州(クァンジュ)に至る全国ツアーコンサート「バックツーザミチョ」を計画していたが、チケット販売の不調と公演市場の不況を理由にこのような決定を下した。UVの「バックツーザミチョ」コンサートチケット無料化は、当初企画された有料化コンサート見送りによる損失に加え、さらなる公演で発生する全ての金額的負担まで担わなければならないため、公演会では前例があまりない大胆な決定として話題を集めている。

無料公演のプレスリリース発信直後、主要ポータルサイトではUVがリアルタイム検索キーワードのランキングに上がり、無料公演の会場に対する問い合わせ電話も続いており、コンサートへの高い関心を証明している。

ユ・セユンとMuzieは、それぞれの所属事務所を通じて無料公演に対する意見を伝え、一緒にコンサートを準備している全てのセッションと各パートの担当者も声を揃えて無料コンサートに参加するという意志を見せ、公演の決定がさらに早まった。

ユ・セユンは自身のTwitterに「子供大公園、ライオンとキリンとディンガディンガ、もう大好き、孔雀や、僕と一緒に歌おう」とのコメントを掲載し無料公演を控えた心境を伝え、MuzieもTwitterに「子供大公園屋外ステージ、ヤッホー!!」とメンションし公演への期待を表した。

UV側は、ネットチケットを購入した人たちへ1対1の電話対応による100%払い戻し手続きを行なっている。オフラインチケットを購入した人たちは、身元情報がないのでやむを得ず現場で払い戻す予定だ。加えて、コンサート当日オリンピックホールを訪れた観覧客には、変わった公演会場である子供大公園屋外ステージへのバスが無料運行される。

観客と疎通したいという気持ちを込めたUVの無料コンサート「バックツーザミチョ」は、6日と7日の午後6時、陵洞(ヌンドン)“子供大公園内森のステージ”で行われる。

記者 : チョ・シンヨン