「海雲台の恋人たち」キム・ガンウ“海雲台で過ごした3ヶ月…妻と息子に一回しか会えなかった”

OSEN |

俳優キム・ガンウが、釜山(プサン)でのオールロケーションで行われたKBS 2TVの月火ドラマ「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」の撮影は、楽しかったが一つ残念なことがあったと告白した。

キム・ガンウは26日にソウル方背洞(バンベドン)にあるカフェで行われたOSENとのインタビューで、「撮影が行われた3ヶ月間、冗談抜きで妻と息子に1回しか会えなかった。しかもとても短い時間だったので残念だった」と、息子への切ない思いを表した。

キム・ガンウは「撮影の間、ずっと会いたかった。僕の部屋に息子の大きな写真を掛け、会いたい気持ちを慰めた」と話し、「妻がたまに動画を送ってくれたが、本当に大きくなった。すまないと思う気持ちもあり、一番可愛い時期に見守ることができず、父親として申し訳ない」と語った。

キム・ガンウは、2010年6月に女優ハン・へジンの実の姉であるハン・ムヨンさんと結婚し、翌年の4月に息子が生まれた。「海雲台の恋人たち」のロケがすべて釜山で行われたため、息子に会う暇もなく、忙しい日々を送った。

キム・ガンウは「息子がテレビを見ていて、僕が出ると指差す。父親がテレビの中に映っている人だということを、あの子は知っている」と言いながら笑った。

また、キム・ガンウは「海雲台という空間で、スタッフや俳優たちが一つに団結して生活した。とても幸せな3ヶ月だった」と話し、「撮影があまりにも楽しく、その空間で一緒に過ごした方々に、もう会えないということが残念だ」と放送終了の感想を語った。

キム・ガンウは「海雲台の恋人たち」で、事故で記憶を失う凶悪犯係の検事イ・テソン役を演じ、行き当たりばったりのエピソードの中で、様々な表情と彼ならではの演技スタイルを披露し、“ボルメ”(見れば見るほど魅力のある人)というキャラクターを作り上げ視聴率に大いに貢献した。

彼の活躍と共に25日に放送された「海雲台の恋人たち」の最終回は、全国基準11.3%の視聴率を記録し、好評の中幕を閉じた。

記者 : チョ・シンヨン