「シンイ-信義-」キム・ジョンハク監督“イ・ミンホとキム・ヒソンのロマンスを更に強化”

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写真=SBS
「シンイ-信義-」の制作スタッフと俳優がドラマを楽しみにして欲しいと語った。

4日に仁川(インチョン)にあるスタジオクムで行われた、SBS月火ドラマ「シンイ-信義-」の記者懇談会に参加した出演者たちは、振るわない視聴率に残念そうにしながらも、和気藹々とした雰囲気だった。特にユ・ウンス役のキム・ヒソンは「出演者が体感する視聴率は40%」だとし「ドラマの台詞が話題となったり記事になることを見るとそう思う」と語りながら笑った。

一緒に参加したキム・ジョンハク監督は「Dr.JIN」の設定と被ることを言及しながら「政治的な問題、その中にあるロマンチックコメディに色を変えた。変わった内容に馴染めずにいることは事実」と告白した。キム・ジョンハク監督は「ラブコメで出発し、気楽に撮ろうとしたが、ドラマの性格はそう簡単に変わらないようだ。演出に力が入りすぎてバランスが多少合わなかった点もある」と語った。

「シンイ-信義-」はこれからチェ・ヨンとユ・ウンスのロマンスをもう少し強調し、現代へと戻る人物と、過去に残る人物の間の切なさを描く予定だ。キム・ジョンハク監督は「二人のロマンスを軸にしながら恭愍王(コンミンワン)を通じて『このような指導者が欲しい』『国の病気を治すのが神医』とのモットーで行く」と伝えた。

写真=SBS
しかし、今までは医師のキム・ヒソンを中心に、医術を本格的に扱っていない状況だ。キム・ジョンハク監督は「当時の武功を活かし人を治す医功に変えようとしている。武功や漢方医学に現代の医学的知識を取り入れられる土台を作ることがウンスの役割だ」と説明した。

現在7話まで韓国で放送された「シンイ-信義-」は、6話の視聴率の12.2%(AGBニールセン・メディアリサーチ、全国基準)よりも2.4%下落し、9.8%で一桁を記録した。

この日キム・ヨンソプSBSドラマ局総括CPは「7話からロケが増えたので正直視聴率15%を期待していたのに残念だ。ソン・ジナ脚本家も“メンブン(メンタルが崩壊するほど慌てること)”状態」だと伝えた。続いてキムCPは「時間やコストの関係で初期に力を注げなかったことが大きい。今は殆ど収拾が付いただけに、これからは頑張るのみだ。視聴率25%で終わらせることが目標だ」と覚悟を伝えた。

武士チェ・ヨン役のイ・ミンホは「24部作なので最後まで集中力を失わず、良い作品になるよう努力する。7話でチェ・ヨンが初めてウンスへの気持ちに気づいて見つめるシーンのように、これからロマンスが強化されると、チェ・ヨンが色々と感じることが多くなりそうだ」と語った。

記者 : イ・ヒョンジン