音楽&映画&バラエティで活躍する“大先輩たち”

OSEN |

芸能界全体で“大先輩”たちが底力を発揮している。

トップの人気を集めていた時期から10年は過ぎたスターたちが、再び各種のチャートやテレビ番組で活躍し、第2の全盛期を迎えている。

音楽配信においてはPSY(サイ)が、映画はチョン・ジヒョンが、テレビバラエティはシン・ドンヨプが話題を独占している。数件の事件で一時スランプを経験していた彼らは、最近はこれ見よがしに再起に成功し、もう一度トップの座に上り詰めた。

2001年デビュー以来、衝撃的な歌詞やパフォーマンスの「鳥」を発表し、猟奇ブームの主役として浮上したPSYは、最近もう一度チャートを独占している。7月15日発表した「江南(カンナム)スタイル」が1ヶ月が経った20日午前に至るまで、各種の音楽配信ラインキング1位をキープしている。

江南に対するウィットに富んだ歌詞やミュージックビデオ、面白い馬ダンスが相まって、今年最高の人気コンテンツの一つになる見通しだ。ブームはSNSに乗って世界へと広がり、各国の有力メディアにも紹介され、ポップスターがパロディをするなど、熱い反響を得ている。PSYは現在、アメリカを訪問中で、アメリカ進出が急ピッチに進むものと期待されている。

劇場ではチョン・ジヒョンが猛活躍している。1999年、プリンター広告で韓国中を揺さぶり、2001年映画「猟奇的な彼女」で人気絶好調だった彼女は、7月25日公開した「10人の泥棒たち」で1000万観客を集めた。「10人の泥棒たち」は、19日1日で29万人余りを動員し、1100万観客を突破し、「シルミド/SILMIDO」の記録を破り、歴代韓国映画興行ランキング5位となっている状態だ。

映画の中ではチョン・ジヒョンの存在が断然目立つ。綺麗な容姿にセクシーなボディをアピールした彼女は、口を開けば珠玉の悪口を言い放ち、彼女ならではのハツラツとした人物を完成させた。また、柔軟にこなしたワイヤーアクションは、これまで恋愛映画の女優として認識されてきたチョン・ジヒョンに新しいイメージを与えた。

テレビで大きな人気を得ているシン・ドンヨプは、1991年にデビューし、はや芸歴22年目となる。1990年代、大きな人気を集めてから10年を優に超えているが、テレビはもう一度シン・ドンヨプに深い愛情を注いでいる。

KBS「不朽の名曲-伝説を歌う」、SBS「強心臓(カンシムジャン)」等のMCを務めている彼は、特有のセンスや限界ギリギリの冗談で他の追随を許さない“シン・ドンヨプブランド”を認められている。特に、先日tvN「Saturday Night Live Korea 2」に出演して披露したコントは、数週間話題を集め、激賞された。

彼はtvN「土曜日トークリーグ」のMCを担当し、レギュラー番組を一本増やしている状態だ。最近は、SMエンターテインメントの系列会社であるSM C&Cと専属契約を結び、今後より様々な活動を展開することを予告した。

記者 : イ・ヘリン