「風と共に去りぬ」チャ・テヒョン「10人の泥棒たち」がうらやましい?

OhmyStar |


公開4日目で97万人を動員…チャ・テヒョンのチケットパワー「10人の泥棒たち」と共に怒涛の興行成績を予告

「僕の映画は分かりきっています。感動なんかありません」

9日、KBS「ハッピートゥゲザー3」に出演したチャ・テヒョンは、主演作「風と共に去りぬ」に対して、冗談を飛ばした。「深刻に考えないでくださいね」と言いつつ、「面白いです。氷を盗む内容です。興味が湧きました?」と話した。単純かつ明快な映画のコンセプトを強調した、チャ・テヒョンの面白い話が当たったのだろうか。

8日に公開された「風と共に去りぬ」の観客動員数100万人突破が目前に迫る中、“チャ・テヒョンのチケットパワー”を証明している。「風と共に去りぬ」が、公開から4日間で動員した累計観客数は97万人に上る(映画振興委員会の統合ネットワークの集計結果基準)。11日の1日だけで683のスクリーンで37万人を動員し、“1000万人突破”に順調に向かっている「10人の泥棒たち」に次いで、2位の座に就いた。

このような「風と共に去りぬ」の興業成績は、「10人の泥棒たち」の“1000万人突破”に焦点が当てられている雰囲気の中で注目に値する。「風と共に去りぬ」の動員数は公開3週目の「10人の泥棒たち」と合わせて70%近い割合を占め、同日に公開された「私は王である!」をはるかに上回っている。「風と共に去りぬ」と同じく、コメディ時代劇である「私は王である!」の11日までの観客動員数は、37万人にとどまった。

「風と共に去りぬ」の好調は、公開初日からすでに予想されていた。公開初日に観客動員数17万人を超えた「風と共に去りぬ」は、同じくコメディ時代劇であり、昨年、478万人を動員した「朝鮮名探偵 トリカブトの秘密」の初日の観客動員数9万7000人、また、総観客動員数747万人で昨年、興行成績1位を占めた「神弓 KAMIYUMI」の初日の観客動員数14万人をはるかに超えている。


「風と共に去りぬ」「10人の泥棒たち」の勢い、「神弓 KAMIYUMI」のようにロングラン上映となるか?

12日までに観客動員数130万人突破も予想された「風と共に去りぬ」の好調について、注目すべき点は「神弓 KAMIYUMI」のようなロングラン上映ができるかという点だ。「風と共に去りぬ」も、昨年、8月10日に公開された「神弓 KAMIYUMI」の4日目の観客動員数99万人に近い成績を記録している。

スクリーン数においては、「風と共に去りぬ」が「神弓 KAMIYUMI」に比べて100館ほど多く、老若男女が楽しめるコメディ映画という点が引き続きアピールできるかに注目が集まる。「神弓 KAMIYUMI」の場合、1週目の週末に続いて月曜日も祝日だったため、ヒットに弾みがついた。

何よりも、ロングランが予想される「10人の泥棒たち」の1000万人突破レースに、「風と共に去りぬ」も波に乗って、興行を続けていくことができるかが鍵である。気軽なコメディで人気を博してきたチャ・テヒョンの最近の作品の中で、2009年に800万人を動員した「過速スキャンダル」のようなロングランとなるか、2011年、年内初の300万突破という興行成績を出した「ハロー!?ゴースト」の水準にとどまるのか。

一方、3年ぶりの“観客動員数1000万人超え”が予想されている「10人の泥棒たち」は、公開16日目で800万人を突破し、「グエムル-漢江の怪物-」とタイ記録を樹立した。11日までに882万人を動員し、842万人の「D-WARS ディー・ウォーズ」を上回り、歴代韓国映画の興行成績6位になった。

「お客さんは今も僕のコメディ映画を見たがります」と話したチャ・テヒョン。親しみやすさを武器に、「ハッピーサンデー-1泊2日」で知名度を高めた彼のチケットパワーが、「10人の泥棒たち」との競争では、どれだけの成果を出せるかに関心が集まっている。

記者 : ハ・ソンテ