Vol.2 ― ユ・ジュンサン「俳優なら、周りへの配慮を忘れてはならない」

OhmyStar |

写真=Namoo Actors

視聴率40%を超えた「棚ぼたのあなた」……「確信はなかったけど」

2011年、ユ・ジュンサンは「来年はドラマを1本やりたい」と思った。そして2012年、彼はKBS 2TV週末ドラマ「棚ぼたのあなた」でパン・グィナム役を演じ、40%を超える視聴率を導く主役となった。

ユ・ジュンサンは「『どのようなドラマをやったらいいだろう』と思っていたところでドラマをやることになって本当に運が良かった。ミュージカルもやって、ドラマをやりながら映画もやりたいと思うようになった」と打ち明けた。ミュージカル「Jack the Ripper」の公演を控えているうえ、映画「3人のアンヌ」が観客に披露され、「リターン・トゥ・ベース」の公開を控えているのを見ると、2012年の目標は達成したと言ってもいいだろう。

15日「棚ぼたのあなた」は視聴率40%を突破した。16日午後「OhmyStar」のインタビューに答えたユ・ジュンサンは、「(視聴率調査会社)TNmSの全国基準では46%、首都圏基準では48.6%だった。(視聴率が)型破りの数字が出た」と大きく笑っていた。

「出演者の割り振りがとても良かったので、成功して欲しいとは思っていました。でも、確信はありませんでした。このような素晴らしい方々と共演する機会って、あまりないんです。出演者の数人だけが脚光を浴びるのではなく、全員が一緒に人気を集めることも容易くはないことです。何より、家族全員が一緒に見られるドラマで嬉しいです」

そう言いながらも、ユ・ジュンサンは“共同作業”の重要性を振り返った。自分自身には常にムチを入れて奮い立たせなければならないが、共演する人に対する配慮は、俳優として忘れてはならない道徳の一つだそうだ。普段からスタッフと所属事務所の関係者を大切にしている彼の言葉だったので、さらにしっくり来るところがあった。ユ・ジュンサンは「作業の方向性が異なることはあるが、共演する人への配慮は何より重要」と強調した。

ユ・ジュンサンは、韓国で20日に幕を開けるミュージカル「Jack the Ripper」のアンダーソン役でステージに立つ。

記者 : イ・オンヒョク