「私は王である!」チャン・ギュソン監督“チュ・ジフンはコメディにもってこい”

OSEN |

映画「私は王である!」のチャン・ギュソン監督が、俳優チュ・ジフンがコメディにもってこいだと述べ、注目を集めた。

「私は王である!」は気が小さくて柔弱な皇太子から韓国で最も尊敬される君主である世宗(セジョン)に成長する秘話を描いた作品である。チュ・ジフンは、劇中で皇太子である忠寧(チュンニョン)と奴婢(奴隷階級の男女)の一人二役に挑戦し、期待を集めている。

チュ・ジフンは、コメディに初挑戦する。また、時代劇への挑戦も初めてであるチュ・ジフンを「私は王である!」の主人公にキャスティングし、話題を集めていた。

チャン・ギュソン監督は「チュ・ジフンがコメディをした時に与えられる新鮮さと面白さがあるので、ぴったりもってこいだと思った」とキャステイングの理由を述べ、チュ・ジフンが披露する斬新な変身に対して自信感を示した。

また、チャン・ギュソン監督は、自身のデビュー作「面白い映画」で知り合ったキム・スロ、イム・ウォニをキャステイングして相性ぴったりのコンビを作り、特に疲れた様子もなく終始続くキム・スロのアドリブのため、監督は「編集するときに苦労した」と頭を振ったという。

また、チャン・ギュソン監督のデビュー作から「私は王である!」に至るまで、4番目に共演したピョン・ヒボンは、監督への厚い信頼で、映画では初めて時代劇に挑戦し、野心的なシン・イクの役を演じて、映画の完成度を高めた。

シナリオ執筆の段階からパク・ヨンギュを念頭に入れて書いたという監督の話のように、パク・ヨンギュは空前絶後の二段蹴りをする太宗(テジョン)を演じこなし、映画に活力を与えた。唯一の紅一点イ・ハニは、チャン・ギュソン監督が膝まずいて来てくれてありがとうと言うほど、撮影中に格別な愛情を受け、主演俳優から嫉妬を買ったという。

「私は王である!」は、韓国で8月公開される予定である。

記者 : キム・ギョンジュ