「同窓生」ハン・イェリがヒロインに抜擢された理由とは?

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映画「同窓生」パク・シンウ監督“華やかなスター性よりは演技力”

女優ハン・イェリがBIGBANGのT.O.P(チェ・スンヒョン)主演の映画「同窓生」のヒロインにキャスティングされ、映画界内外から注目が集まっている。T.O.Pの相手役を巡り、同じ世代の多数の女優たちが競合していたため、ハン・イェリのキャスティングの背景についても関心が集まっている。

「同窓生」のプロデューサー、イ・ソンフンはoh!my starとのインタビューで「スター性のある女優もたくさんいたが、パク・シンウ監督がハン・イェリを選んだ理由は、役者としての真面目さや演技力だった。T.O.Pと共演することにおいて、T.O.Pはすでにアイドル出身の俳優というスター性を持っており、相手役には、彼のことを演技力で支えてくれる女優が必要だった」と説明した。

また「パク・シンウ監督が、ミジャンセン短編映画祭でハン・イェリの演技を見て、強烈な印象を受けたという。その後、監督をはじめとしたスタッフたちで、映画『ハナ~奇跡の46日間~』を見に行ったりもした。やはり映画の中でハン・イェリは期待を裏切ることなく、安定して優れた演技を見せてくれた」と述べた。

ハン・イェリは、これまでにミジャンセン短編映画祭の演技部門で二度も演技賞を受賞し、次世代スターとして注目された。6月末に行われる第11回ミジャンセン短編映画祭で、女優ハン・イェリ特別展も開かれる。

今春上映された映画「ハナ~奇跡の46日間~」でハン・イェリは、北朝鮮の選手ユ・スンボク役を演じ、印象的な眼差しや純粋そうな立ち振る舞い、それに流暢な北朝鮮訛りで与えられた役をこなし、商業映画でもその存在感を表した。

映画「同窓生」でハン・イェリは、クラスでは周囲から無視されている女子高生ヘイン役を演じる。へインはやがて、殺人の任務を持って韓国に渡ってきた北朝鮮の殺し屋ミョンフン(T.O.P)の気持ちをつかむことになる。

ハン・イェリとT.O.Pが主演を務める「同窓生」は、妹を助けるために北朝鮮から韓国へ渡り、殺し屋として活動するよう命じられたスパイのミョンフンがそれを受け入れて物語が繰り広げられるという作品である。T.O.Pの2年ぶりの映画復帰と、ハン・イェリ、キム・ユジョンのキャスティングで期待感が高まっている映画「同窓生」は、7月に撮影開始予定である。

記者 : チョ・ギョンイ、写真 : イ・ジョンミン