リュ・スンリョン、彼の時代がついに来た

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「僕の妻のすべて」動員数300万人を突破…「王になった男」「7番房の奇跡」にも連続キャスティング

「リュ・スンリョンの時代が訪れたと言っても過言ではない」

リュ・スンリョンがイ・ソンギュン、イム・スジョンと一緒に主演した映画「僕の妻のすべて」が公開21日で観客動員数300万人を突破し、長期ヒットの勢いを上げている。この映画を観た観客は皆「リュ・スンリョンすごい!」「リュ・スンリョンが一番印象的」「女たらし役も上手く演じる」など彼の演技に好評を惜しまない。

昨年映画「神弓 KAMIYUMI」で清軍の猛将ジュシンタ役を演じたときからリュ・スンリョンブームは起こり始めた。映画は745万人を動員し、その年最高のヒット作の記録を立て、リュ・スンリョンは青龍映画賞の助演男優賞で、生まれて初めて映画祭で受賞した。

多数の映画界関係者と観客から、助演男優賞でなく主演男優賞を受賞してもおかしくないと好評されたほど、「神弓 KAMIYUMI」でリュ・スンリョンが見せた存在感は強烈なものだった。

今回の映画「僕の妻のすべて」でリュ・スンリョンは、うわべだけ見ればキザでクールな女たらしだが、実は純粋な心を持つ役を演じ、ラブストーリー演技も可能な“演技派俳優”として位置づけられた。

リュ・スンリョンの変身には限りがない。最近はまた時代劇に戻り、イ・ビョンホンとともに映画「王になった男」の撮影を終えた。劇中ではイ・ビョンホンと一歩も譲らない演技対決を繰り広げた。

またリュ・スンリョンは、初めて単独主演にもキャスティングされた。映画「7番房の奇跡」(仮題)に主人公としてキャスティングされたのだ。映画「小さな恋のステップ」で“強盗1”という端役として2004年にデビューして以来、8年で主演俳優として名を上げることとなった。

リュ・スンリョンの所属事務所の関係者は「6月末頃から映画『7番房の奇跡』の撮影に取り掛かる。一つの作品を始めたら、そのキャラクターに対する没入と努力が想像を絶するほど情熱的。『僕の妻のすべて』とはまた違う姿を『7番房の奇跡』でも期待して頂けると良い」と伝えた。

映画「7番房の奇跡」は、知的障害のある父がぬれぎぬを着せられ刑務所に入るが、娘が父の無罪を立証していく内容を描く。映画でリュ・スンリョンは知的障害のある父ヨング役を演じる。

記者 : チョ・ギョンイ 写真 : イ・ジョンミン