「建築学概論」イ・ジェフン“「ママはできる」というセリフは僕のアドリブ”

TVREPORT |

「映画『建築学概論』で『ママはできる』って言うシーン、覚えてますか?そのセリフ、僕のアドリブなんです」

400万人の観客を動員して恋愛映画の歴史を塗り替えた「建築学概論」の学生時代のスンミンと、先月22日に終了したSBS月火ドラマ「ファッションキング」のジェヒョク役で人気を博したイ・ジェフンが、4日午前に行ったTVレポートとのインタビューで「建築学概論」の“名セリフ”について語った。

イ・ジェフンは「台本にあったセリフよりは、監督が、自由に演技できるよう余地を残してくれたからできた自分のアドリブが、記憶に残っている。もっとも記憶に残るシーンは、観客がたくさん笑ってくれたシーン。その中でもスンミン(イ・ジェフン)が貞陵(チョンルン)公園でソヨン(miss A スジ)と初めて出会い、話をするシーンがある。同い年だから気楽に話してというソヨンに『そう言われると僕は楽に話すことができなくなる』と答えた。アドリブだったけど、監督が面白いと言ってくれた」と話した。

また「母に洗濯物を頼むシーンでも、僕が思う名セリフがある。服を母に渡しながら言った『ママはできる』というセリフは、僕のアドリブだった。観客が面白がってたくさん笑ってくれた」と嬉しそうに笑顔を見せた。

一方、台本にあったものの、すごく言いにくかったセリフもあったと打ち明けた。ソヨンがスンミンに会うために学校に来たシーンでのセリフだという。

「『消えてくれる?』というセリフが大変でした。それを人に向けて言おうとすると、どうしても口から出なくて。NGをたくさん出したわけではありませんが、すごく複雑な気持ちでした。演技なのに『何で自分はそんなことを言ったのか』という気持ちになったんです」

イ・ジェフンは「建築学概論」では元気だがシャイな“純粋青年”である学生時代のスンミン、「ファッションキング」では財閥の息子でクールな性格だが、好きな女性の前では限りなくもろい男ジェヒョクを演じ、相反する魅力でスクリーンとTVにその姿を見せた。

記者 : ファン・ソヨン、写真 : ムン・スジ