2PM“熱くて甘い”ステージに6万人のファンが熱狂

OSEN |

日本武道館で韓国歌手としては初めての6DAYSライブを終えた2PMは、より熱く甘く6万人のファンと息を合わせ、盛況のうちにコンサートを終えた。

2010年12月、野獣アイドルと呼ばれ日本でデビューした2PMは、デビューミニコンサートを皮切りに、2011年5月には「2PM 1st JAPAN TOUR 2011“TAKE OFF”」、2011年12月には「2PM ARENA TOUR 2011“REPUBLIC OF 2PM”」でアリーナツアーを開催した。これに続き、5月24日から25日、28~31日まで、日本で4度目の単独公演である「Six Beautiful Days」を開催した。また、全席完売の記録を打ち立てるなど、2PMの高い人気を証明した。

5月31日、午後6時30分。武道館は暗転で公演のスタートを知らせた。白いペンライトで埋め尽くされた客席からは歓呼が湧いた。ジュンス、ウヨン、ジュノ、チャンソン、ニックン、テギョンは、総立ちの観客と挨拶を交わした。「Hands Up」。武道館での最終日の幕が開いた。

「Tired of waiting」「I hate You」「HOT」のステージを続けて披露した2PMは、息を切らしながら巧みな日本語でトークを始めた。2PMはほぼ日本語で公演を行い、ファンと近づく努力をした。公演の前に開かれた記者会見でメンバーたちは「日本語を覚えるのに時間をたくさんかけた。歌は韓国語と日本語の歌詞が半々だが、トークはすべて日本語で話さなければならなかったのでプレッシャーを感じた」と述べた。

2時間30分続いたこの日の公演でメンバーたちは、「今日が最終日」として熱い反応をファンにリクエストした。しかし、心配するまでもなくファンたちはサプライズイベントを用意し、メンバーたちを感動させた。「離れていても」の前奏が流れると、ペンライトの色が変わった。白いライトは一瞬でピンク色に変わった。最後の1曲を残して、電光パネルに「ペンライトの代わりに風船で一つになろう」というメッセージが表示された。メンバーにはサプライズで準備されたイベントだった。この光景を見たチャンソン、ジュンス、ニックンは涙を浮かべて涙をこらえた。その後、こそばゆい愛の告白が続いた。理由なき愛に対する2PMの気持ちだった。

日本の観客が静かだという話はどこから来たのだろう。2PMの日本デビュー曲「Take off」で、客席は一糸乱れず動いた。サビのところで観客全員が手を挙げた。「10 out of 10(10/10)」「Hands Up」も同様だ。客席は熱かった。

5月15日、左の上腕骨(肩から肘まで続く長い骨)の負傷によりステージに一緒に立てなかったテギョンは、ステージの隅に立った。6人の2PMに慣れているファンには見慣れない姿だった。メンバー全員が一緒にステージに立ったのは「Take off」と「Hands Up」をミックスしたアンコールステージだった。完売となった公演のアンコールステージでのみ許可されたという天井のクールレイ照明が点くと、6人の2PMの姿が現れた。

今回の公演の特徴は、6日間メンバーごとのソロステージが割り当てられたことだった。最後を飾ったメンバーはジュノ。ジュノは、メンバーを悩ませながらも毎晩練習したというドラムの腕を存分に発揮した。初日のチャンソンを皮切りに、テギョン、ウヨン、ニックン、ジュンスが毎日順番でソロステージを飾った。

2PMは、日本のファンの熱い声援に応え、6月5日と6日、横浜アリーナで「Six Beautiful Days」の追加公演を行う。2PMの所属事務所であるJYPエンターテインメントは、「韓国の歌手としては初めて2PMが武道館で有意義な公演を成功させたことを非常に誇らしく思う。公演が成功するようたくさんの声援を送って下さったファンや関係者の方々に感謝申し上げたい」と述べた。

記者 : イム・ヨンジン