JYJ ジェジュン&ユチョン、2人のアイドルが時代劇へ挑戦する意味

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写真提供=SBS、MBC
歌手でありながら、役者を並行しているJYJのユチョンとジェジュンが、時代劇で見事な演技を披露し、注目を集めている。共に時代劇の演技を習ったかの様に台詞をうまく演じ、JYJメンバーとして演技の才能を証明している。

まず、ジェジュンは26日に初放送されたMBC「Dr.JIN」で、19世紀の朝鮮時代の捕盗庁(犯罪者を取り締まるための李氏朝鮮時代の官庁)の従事官キム・ギョンタクを演じる。優れた能力と確固たる信念の持ち主だが、 左議政の庶子という身分上の制約という痛みを持っている人物だ。また、婚約者ホン・ヨンレ(パク・ミニョン)に一途な恋を抱いている男前のキャラクター。内面の痛みを隠し悪人になって行くしかない、かなり複雑なキャラクターなので、高度の演技力が必要だ。

第1、2話でジェジュンは時代劇に応じたトーンのボイスとカリスマ溢れる演技を披露し、合格点を貰った。時代劇が初めてだということを勘案すると、彼特有の鋭い目と練習の成果が垣間見える台詞が、ドラマのキャラクターにぴったりとの評価だ。ジェジュンはドラマの初回放送に先立って開かれた制作発表会で、グループのメンバーであり、時代劇の先輩であるユチョンから時代劇の演技について色々とアドバイスを受けたと告白したことがある。

ジェジュンにアドバイスをしたユチョンは、最近最終回が放送されたSBS「屋根部屋のプリンス」で再び素晴らしい時代劇の演技を披露し、「最高の演技ドル(演技+アイドル)」であることを証明した。これに先立ちユチョンは、2010年にKBS 2TV「トキメキ☆成均館スキャンダル」の成均館の儒生「イ・ソンジュン」で時代劇に初挑戦した。2番目の時代劇への挑戦となる「屋根部屋のプリンス」で彼は、更に自然で成長したトーンのボイスと繊細な演技を披露し好評を受けた。

2度に渡る時代劇の経験が、「演技ドル」ユチョンには、今後の作品活動において大いに役立ちそうだ。新人や若手の俳優の立場からみると、比較的難しい口語体や難しい台詞などを、あまりにも自然に表現したからである。朝鮮時代の皇太子というキャラクターになりきったかのような姿だった。

このように二人は、TVの時代劇にチャレンジし演技の腕を磨いている。これは時代劇が愛される昨今のドラマ市場のトレンドとも関連があるだろう。単純な時代劇やフュージョン時代劇に次いで、タイムスリップをテーマにしたファンタジーまで登場したことで良い作品が増え、若手の俳優を必要とする場合が増えているからである。

舞台では、最新流行のスタイルで華麗なパフォーマンスを披露する最高のアイドルたちが朝鮮時代に戻り、 サントゥ(結婚した男が結い上げたまげ)や剣術を披露する姿は新鮮かつ魅力的だ。

記者 : ユン・カイ