チャン・ドンゴン「“おじさん”と呼ばれる心の準備ができた」

OhmyStar |

チャン・ドンゴンが12年ぶりにドラマに出演し、自身のこれまでのイメージを脱ぎ捨てた。40代のイケメン中年4人組のドラマ「紳士の品格」の一番の見どころは、チャン・ドンゴンのコミカルな演技だ。

SBSの特別企画ドラマ「紳士の品格」(脚本:キム・ウンスク、演出:シン・ウチョル)の制作発表会が開かれた23日に、江南(カンナム)区論峴洞(ノンヒョンドン)のpatio9を訪れたチャン・ドンゴンは「従来のイメージを捨ててもっと多様なイメージを見せられるドラマを探していたけど、ちょうどいい時期にこのドラマと出会った」と出演を決心した背景を明かした。チャン・ドンゴンは、これまで映画で重くて落ち着いた役を演じてきたが、今回のドラマで演じたキム・ドジンはひどい毒舌家でありながらも、どこか抜けている感じもするコミカルなキャラクターだ。

コミカルな演技が苦手だったチャン・ドンゴンにアドバイスをしてくれたのは、彼と親しい後輩で、「紳士の品格」の脚本家キム・ウンスクとシン・ウチョル監督の前作である「シークレット・ガーデン」の主人公であるヒョンビンだった。チャン・ドンゴンは「コメディドラマは初めてで、コメディのレベルについてヒョンビンに悩みを打ち明けたことがある。『一度コミカルな演技をやってみたら、今度は兄さんの方からもっとやりたくなると思う』と言われたけど、今私はまさにその段階にいるような気がする」と打ち明けた。また、チャン・ドンゴンはシン・ウチョル監督の演出能力を信じて「気持ち良くコミカルな演技をしている」と付け加えた。

いつのまにか、もう“美青年”ではなく、“美中年”と呼ばれるようになったチャン・ドンゴン。年をとっていくことに対してチャン・ドンゴンは「数年前から認めて受け入れてきた。今は“おじさん”と呼ばれることも受け入れる心の準備ができた」と笑った。逆に「40という年を享受している」とも言う。そうした点でもチャン・ドンゴンにとって「紳士の品格」は、40代の話を描いているため、余計に惹かれた作品であった。

一方、チャン・ドンゴンは妻のコ・ソヨンも「紳士の品格」の台本を楽しそうに読んでいたと伝えた。脚本家のキム・ウンスクによると「キム・ウンスクさんの作品はキスシーンが激しい!」と不満を漏らしたと言う。チャン・ドンゴンは「家に長くいれなくて妻にすまないと思っている。家では寝るだけでまたすぐ出掛けて。これからはもっと忙しくなるだろうけど、子供をよく育ててくれているので安心して仕事ができる」と感謝の気持ちを伝えた。

チャン・ドンゴンの出演だけで話題になったドラマ「紳士の品格」は、4人4色のカラフルなラブストーリーを通じて、知られたくない男たちの本音を描いており、26日の夜9時50分から韓国で放送が開始される。

記者 : イ・ジョンミン、イ・ヒョンジン